NFTクリエイターインタビュー
NFTクリエイターインタビューは、今を活躍するNFTクリエイターにコヤがインタビューする記事です。
「100人のクリエイターがいれば、100通りの考え方がある」というコンセプトの元、インタビューでは以下の点を詳しく聞いています!
- クリエイターさんについて(職業、人柄など)
- NFTコレクションの背景
- 気になるNFTコレクション
取材はZOOMで行い、まるでその場で聞いているような感覚が味わえる記事になっています。ぜひ最後まで楽しんで読んでくださいね!
今回のゲストはUMAMIさん
今回インタビューするのは、UMAMIさんです!
個人的にUMAMIさんの絵柄、色使いが大好き!僕がNFTを始めて間もない頃、UMAMIさんの作品に出会った衝撃は今でも覚えています…
そしてついに購入!
そしてたまらずiPhoneの壁紙に…(笑)
そんなこんなでUMAMIさんの大ファンなコヤは、いつかインタビューをしたいなぁと思っていたんです!それがやっと実現しました!
UMAMIさんのコレクションについて紹介
インタビューを始める前に、簡単にUMAMIさんのNFTコレクションを紹介します。現在UMAMIさんは、OpenSeaとFondationでNFTを展開中です!
複数のコレクションを展開中なのですが、今回はその中でもメインのコレクションを3つ紹介します。
コレクション名「DOT EYE GIRLS」PolygonコレクションでOpenSeaで展開中。
コレクション名「d.e.g.」ETHコレクションでOpneSeaで展開中。
コレクション名「UMAMI ART」ETHコレクションでFoundationで展開中。
どの作品も本当に魅力的ですよね…イラストのタッチ、色使いまで全てが好きです。
本当に….本当に….やっとUMAMIさんにインタビューできるといった感じなのです!UMAMIさんはTwiiterで自身について語ることが少ないため、年齢や職業等何も知らない状態でした…!
「一体どんな方なんだろう….」ドキドキ、ワクワクのインタビュースタートです!
UMAMIさんについて
UMAMIさん本日はよろしくお願いします!
はい、こちらこそよろしくお願いします!
普段からTwiiterで仲良くさせていただいている方と実際に話せたこの感動!そして何よりUMAMIさんの声は優しくて、イケボだ!
個人的に、やっと直接話せたという感じです(笑)
いや〜僕もです(笑)
早速ですが、自己紹介をお願いします!
はい、UMAMIと申します!
年齢は30歳で、芸大卒業後、メーカーでプロダクトデザイナーとして働いています!
おお〜!人生の先輩だ!!
ちなみにプロダクトデザイナーとはなんでしょうか?(笑)
いきなり僕の無知具合が爆発しました。恥ずかしながら、プロダクトデザイナーという言葉を初めて聞きました…
プロダクトデザイナーとは、製品のデザインをする仕事です!
家電などの製品のデザインを手掛ける仕事なんですよ〜!
なるほど!とても楽しそうなお仕事です!
そうなるとイラスト自体は趣味なんでしょうか?
そうですね!幼い頃から絵を描くのが好きで、その延長線上で今のNFTがあります!
完全に趣味の領域超えてますよ!(笑)
そう言っていただけると嬉しいです(笑)
NFTを始めたきっかけは?
UMAMIさんについて知れたところで、いよいよNFTコレクションについて聞いていきます!
UMAMIさんはいつからNFTを始めたんですか〜?
2021年11月ごろです!
おお〜!結構早いですね!
始めたきっかけはなんだったんでしょうか。
仕事の同僚に勧められたのがきっかけです。
その同僚は仮想通貨の中でもP2Eに関心があったのですが、その流れでNFTを知ったみたいで。
僕に「イラスト好きならNFTを始めた方が良いよ」と言ってくれたんです!
P2EとはPlay to earn(遊んで稼ぐ)ゲームのことです。有名なゲームとしては、Axie Infinityがあります。
意外なきっかけです!(笑)
素敵な同僚ですね!!!
こんな感じでNFTを始めるのは珍しいですよね(笑)
ちなみに同僚は僕の家まで来てくれて、メタマスクのインストールなど全部やってくれたんです(笑)
すごい(笑)
NFTを始める時のめんどくさい部分を全部やってくれたんですね!
そうですそうです(笑)
なんとNFTを始めたきっかけは、仕事の同僚の勧めがあったからでした!今まで色々な方にインタビューしてきましたが、このきっかけは初めてです(笑)
NFTコレクション「DOT EYE GIRLS」について
初コレクション「DOT EYE GIRLS」の原点は、知り合いの〇〇だった!
今では複数コレクションを運営しているUMAMIさんですが、最初のコレクションは「DOT EYE GIRLS」だったのでしょうか?
そうですね〜最初は「DOT EYE GIRLS」からスタートしました!
僕はこのデザインや配色がめっちゃ好きなんですが、DOT EYE GIRLSを描くきっかけはあるのでしょうか。
DOT EYE GIRLSの原点は、知り合いの骨折なんですよ…(笑)
きっかけがまさかの角度からなんですが!(笑)
詳しく聞いてもいいでしょうか?
まさかのきっかけですよね(笑)
5年前くらいにSNS上で知り合った知人がものすごい骨折をして、大きな手術をすることになったんですよね。その際に知人を励ますために、牛乳をがぶ飲みしている女の子を描いたんです。
こちらがそのイラストです。後ほどUMAMIさんが僕に送ってくれました!たしかにDOT EYE GIRLSの原点といった感じのイラストですよね!
ちなみにこのイラストはその知人がモデルになっているそうですよ〜!
そうして知人の入院中も毎日こうしたイラストを描いて送っていたら、、、
気づいたらこのテイストのイラストが上達していた感じです(笑)
「DOT EYE GIRLS」は、UMAMIさんの優しさが原点になっていたんですね!
「DOT EYE GIRLS」に込めた想いとは?
続いてUMAMIさんに「DOT EYE GIRLS」のコンセプトをお伺いしました!
DOT EYE GIRLSを描くときに、注意していることはありますか?
一番は「能天気な感じ」ですね。
DOT EYE GIRLSの原点は、知人を励ますことでした。なので彼女たちを描くときもダークな感じを演出せずに、ただただ平和な感じを演出するようにしています。
原点を大切に描いているUMAMIさん素敵です…!
ありがとうございます(笑)
アートって、ダークな部分を表現して受け入れられるのもあると思うんですよね。ただDOT EYE GIRLSはそういった演出はしたくなくて。
たまにそういう表現をしたくなるのですが、そこはグッと堪えていますね(笑)
この話を聞きながら、確かに僕もDOT EYE GIRLSの「能天気で平和な部分」に惹かれていることに気づきました。
彼女たちの能天気な部分やファッションを描くのって大変そうですが、いかがでしょうか?
そうですね〜
イラストの方向性が決まれば、1時間くらいで描けるんです。
でもその方向性が難しくて(笑)構図なんかは思いついたら、すかさずiPhoneのメモ帳にメモしてます(笑)
確かにこれら一個一個をポーズから考えるのは、骨が折れそうです(笑)イラストレーターさんって本当にすごい!
「UMAMI ART」について
UMAMIさんは現在Foundationでも作品を出しています。Foundationではオークションで出品されていますが、出品直後からオファーが入るほどの人気具合です…
全ての作品が0.1ETH以上で落札されているFoundation作品「UMAMI ART」について、詳しく聞いてみました!
「UMAMI ART」は挑戦と成長の場
UMAMI ARTは、DOT EYE GIRLSと違ってよりアニメ調の作品ですよね!
何を意識して描いていますか?
UMAMI ARTは僕の成長の場として使っています!
DOT EYE GIRLSばかり描いていると、どうしても表現の幅が狭くなってしまうので…
UMAMI ARTでは、DOT EYE GIRLSでは省略している指先の動きや服のシワ、陰影表現などを意識していますね〜
たしかにUMAMI ARTは、服の光の表現などが繊細に描かれています。本当に趣味なのかこれ…すごすぎますよ…
配色やポージング等描くのに相当時間がかかりそうですが、いかがでしょうか?
最初の作品は2週間くらいかかりましたね…(笑)
どういった方向性で描くべきか、自分はどういう表現をしたいのか考えるのに相当時間がかかりました。
今は方向性が固まったので、3日くらいで出来上がりますね!
こちらが最初の作品です。陰影表現など本当に素晴らしいですよね。当時僕もオファーしようとしたのですが、どんどん上昇していく価格に、ついて行くことができず無念のリタイアをしました。
DOT EYE GIRLSも好きなのですが、UMAMI ARTも本当に好きで…
いつか必ずゲットしますね!(笑)
ありがとうございます(笑)
UMAMI ARTは僕の成長の場なので、どんどん進化していきますよ!
そちらもお楽しみにしていただければと思います!
「d.e.g.」について
最後にOpenSeaコレクション「d.e.g .」についてお伺いしました!
「d.e.g.」はOpenSeaで出品されていますが、「DOT EYE GIRLS」とはどういった差別化をしていますか?
「d.e.g.」は、Foundationで学んだことをDOT EYE GIRLSに取り入れた立ち位置ですね!
配色も「DOT EYE GIRLS」よりも多く、陰影表現を使っています!
なるほど!確かに「UAMAMI ART」に近い部分がありますよね!
あとは「ETHコレクションが欲しかった」というのもあります。
「DOT EYE GIRLS」はPolygonコレクションなんですが、「d.e.g.」はETHコレクションなんです。
やっぱりTwiiterの六角形アイコンへの憧れもありまして…
そうですね〜。
コレクター目線だと、やっぱり六角形アイコンにできるのは嬉しいです!
ですよね!
あとはアイコンに使うを想定して、よりアイコン映えするようにしていますね。
「DOT EYE GIRLS」は全身を表現しているものが多いですが、「d.e.g.」は腰より上のイラストにしてアイコン映えするようにしています。
複数コレクションを運営しているUMAMIさんですが、それぞれのコレクションごとにしっかりとしたコンセプトがあることが分かりました!
あ〜〜全部欲しい!(笑)
NFTコレクション運営について
今では固定ファンがいるほど人気なUMAMIさんの作品。元々はどうやって知られていったのか、NFTコレクション運営についてお伺いしました。
UMAMIさんのコレクションが広まったきっかけはありますか?
やっぱりTwitterを使ったgiveawayが効果的でしたね。
当時giveawayを企画した時はフォロワーは20人程度でしたが、それでも効果はありました!
こちらが当時のgiveaway企画です。なんと今僕が持っているものです!
おお〜!やっぱりgiveawayですか!
フォロワーの数はあんまり関係ないんですかね?
そうですね〜!
当時20人のフォロワーの中に、今でも仲良くさせていただいているビニウサさん(@vinyl__rabbit)がgiveawayを拡散してくださったんですよ。
それがかなり効果的でしたね!
なるほど!拡散してくれる人に影響力があれば、そこから広がりますもんね!
宣伝枠の活用などはいかがでしょうか?
宣伝枠も最初は2,3人に送っていたのですが、最近はあんまりですかね(笑)
実はSNSが得意じゃなくて(笑)
あ、そうなんですね(笑)
たしかにUMAMIさんの作品って既に固定ファンがいるので、あんまり宣伝をする必要がないかもですね!
ファンがいてくださるのは本当にありがたいです!
宣伝はもちろんした方が良いと思います。でもそういうのが苦手な方は、最初はgiveawayで認知やフォロワーを増やし、買いやすい値段でホルダーさん、実績を実直に伸ばすと良いと思います。
やっぱり作品作りに時間を使いたいですからね!
そうですね!
giveawayで作品を知って、好きになることは良くあります(笑)
そしてgiveawayでゲットできずに、他の作品がお手軽であれば購入することもよくあります(笑)
やっぱりそうですよね(笑)
「NFTは宣伝を頑張らないといけない」
こういうイメージがありましたが、「ファンがいれば、宣伝はほどほどでも大丈夫」という新しい答えを得た気がしました。固定ファンがいれば僕みたいにインタビューをする人もいますし、Twitterで拡散する人もいますからね!
UMAMIさんの好きな作品を教えてください!
もはや僕のインタビュー記事では鉄板。「NFTクリエイターが好きなNFTは?」のコーナーです。
UMAMIさんの好きなNFTコレクションを教えてください!
あ、コヤさんのインタビュー記事にいつもあるやつですね!(笑)
僕からは2つコレクションを紹介させてください!
事前にUMAMIさんが僕のインタビュー記事を読んでくださっていたのが、嬉しい…
1つ目は、FUZZ GAFF(@Naaa22g)さんのNFTコレクションです。
カートゥーン調のNFTコレクションなんですが、キャラクターデザインが秀逸で、可愛いんですがファッショナブルでカッコいいんです…
こちらがFUZZ GAFFさんのコレクションになります。これは配色、構図、キャラクター全てがカッコいいですね…
2つ目は、ねっむさん(@nempoint)さんのNFTコレクションです。
ラッコのコレクションなんですが、ユーモラスのあるGIFコレクションが中心なんですよね!
コレクション自体好きなのですが、DOT EYE GIRLSにもユーモラス要素を加えているので勉強にもなります。
こちらがねっむさんのコレクションです。なるほど、これはたしかにシュール!(笑)ラッコが可愛いのに加えて、動きがコミカルで面白いです(笑)
おわりに
気づけば1時間もZOOMでお話ししていました!ビックリです…
UMAMIさん本日はありがとうございました!
こちらこそありがとうございました!
話しているうちに自分の考えが整理されて良かったです!
インタビューはここまで!
今回UMAMIさんはお仕事や子育てで忙しい中、時間を確保してくださいました。本当にありがとうございました!
インタビューをする中で、UMAMIさんのイラストに対するストイックな姿勢など勉強になりました。またNFTデビューのきっかけ、NFTコレクションのそれぞれのコンセプトも新鮮でした!
Foudation、OpenSeaともに今後もUMAMIさんの作品は要チェックです!
ではまた次のインタビュー記事で!