大学生1年生のころから小説を読むようになったんですが、残念なことに昔読んだ小説は内容を思い出せないことが多いです。
「あの本はなんかよかった……気がする……」
表紙やタイトルを見てそこまでは思い出せるのですが、それ以上のことが思い出せないことにもどかしさを感じる日々。
せっかくなら深く長く、ストーリーや読み終わった後の感情を残したいもの。
そこで最近身につけたのが次の方法です。
この5ステップを踏むことで、月10冊以上読む僕も、本の記憶をより長く残せるようになりました。
ぜひ試してみてください。
①本に付箋を貼る
紙の本なら直接、Kindleなどの電子書籍ならマーカー機能で、印象に残った箇所を付箋で貼っていきましょう。
(紙の本の場合、直接マーカーを引く方法もありますが、売れなくなってしまうので、付箋が良いです)
付箋を貼る基準はなんでも良いです。
とにかくあなたの琴線に触れる箇所があれば、ペタペタ貼ります。
僕も「なんかいいなこれ」くらいの勢いで貼りまくっています。
ちなみに紙の本の場合、おすすめの付箋の貼り方は本の中に貼る方法です。
・本を閉じたときに綺麗
・ページをぱらっとめくれば、どこに貼っているかすぐにわかる
というメリットがあるので、僕は本の中に貼っています。
–ここから先は、PCのメモ帳やNotionをおすすめします。僕はNotionを使っています。
ちなみに僕は、こんな感じで以降の工程を記録しています。
夢にまで出てくる。忘れない本の記録方法
・読了日
・読んだときの感情
・Amazonあらすじ
・心に残った文章
・感想
を書くこと。
ここまで丁寧じゃなくても大丈夫だけど、簡単にメモに残すことで忘れにくくなります。 pic.twitter.com/pk8hu4DWC3— コヤ|本紹介をするメディア編集者 (@koyablogs) March 20, 2023
②読み終わったあとの感情をメモする
読み終わったときの感情をメモしてください。
・感動した
・イライラした
・グッときた
・共感した
・笑えた
そのメモは誰が見るわけでもありません。どうか正直に。
僕の場合は、Notionに専用フォーマットを用意しています。読み終わったあとの感情に色を残す方法です。
自分の感情を因数分解できないことが多いので、「ああ、なるほど。これは悲しみに含まれる感情なのか。」と、ここで理解することが多いです。
(Notionのフォーマット使いたい人がいらっしゃれば、InstagramでDMしてください)
③Amazonのあらすじをコピペする
改めて自分が本のメモを読み返したとき、記憶をたどるトリガーが必要です。
表紙やタイトルを見て思い出せれば良いんですが、なかなかそうはいかないこともあります。
そこでおすすめなのが、Amazonのあらすじをコピペする方法です。ここはしっかりとAmazonに頼らせてもらいましょう。
基本的にAmazonのあらすじは、文庫本の裏に書かれたあらすじを引用しています。
簡潔でわかりやすいので、おすすめですよ。
④心に残った文章を残す
ここで最初に貼った付箋の出番です。
心に残った文章をメモしていきましょう。付箋を貼った箇所で、あらためて読み返してみると、「あれ?ここはあんまりだな。」と思うところも出てきます。
そこは無理して書き残す必要はありません。
今読み返してみても「やっぱりいいな」と思う部分にこそ、価値があるので。
ちなみに紙の本で印象に残っている箇所が多いと大変です。(それだけ良い本だったということですが笑)
この辺は電子書籍のほうが有利ですね。僕はタイピングが上手くなりました。
⑤感想を書く
感情、心に残った箇所も踏まえて、感想を書いてください。
注意点として、「うまく書こう」と思わないでOKです。これはあなただけのメモ帳であり、読書感想文として先生に提出するものではありません。
自分の感想を正直に書いてください。
僕もベストセラーと聞いて読んだけど、個人的に面白くなかったときは「あんまりだった」とか書きます笑
あなた自身が持った感想を正直に書いて、それを残していってください。
注意点
読書後はなるべく早く記録する
当たり前ですが、読んだ後の感情や感想が一番新鮮な状態です。
時間が経つにつれ、鮮度はどんどん落ちてしまいます。
なるべく早く記録するようにしましょう。僕は遅くても1日以内に記録するようにしています。
丁寧すぎなくて良い
最低300字は感想を書くとか、そういう縛りはなくても良いんじゃないかなぁと思います。
「やっぱり記録とかめんどう」となり、続けられなくなるのが一番のリスクなので!
あんまり気張りすぎず、取り組んでみてくださいね。
以上、僕が意識している本の記録方法でした!
本当にこれを始めてから忘れなくなったので。ぜひお試しあれ!