賃貸でフロアタイルは後悔する?【Solumフロアタイル】

賃貸の部屋でフロアタイルを買おうか迷っているんだけど、後悔したくない!
メリット・デメリットを知っておきたいな。

こんな疑問を解決します。

InstagramやYouTubeでルームツアーを見ると、たくさんの人が床の色を変えていますよね。

床の色を変えるだけで部屋の雰囲気がガラっと変わるため、賃貸のフローリングの色を変えたい人は多いです。

フローリングの色を変える手段として代表的なのが、フロアタイルやクッションフロアの使用でしょう。

なかでもフロアタイルは”置くだけ”を売りにしている商品も多く、貼る作業も必要ないため、人気の商品です。

ただ、フロアタイルを部屋に敷き詰めるためには数万円の予算が必要になるため、

  • 買って後悔したくない
  • 買う前にメリット・デメリットを知っておきたい

と思う人も少なくありません。

そこで本記事ではフロアタイルのなかでも人気な『Solum フロアタイル』を購入したので、

  • フローリングタイルのデメリット・メリット
  • フローリングタイルの購入を迷っている方に伝えたいこと

を解説します。

記事を最後まで読めばフロアタイルを買うべきかわかるので、ぜひ参考にしてください。

目次

【後悔…の前に】賃貸で使えるフロアタイルとは?

▲出典:Solum

そもそもフロアタイルとは、タイル状の床材のことです。素材は塩化ビニル素材になっています。

フロアタイルの特徴は大きく3つあります。

フロアタイルの特徴

  • 丈夫で長持ちしやすい
  • リアルな質感を再現できる
  • メンテナンスがラク

詳しくはメリットの章で解説しますが、『フロアタイルはコスパ良く床の色を変えられるアイテム』と今の時点では認識いただければ問題ないです。

フロアタイルとクッションフロアの違いは?

▲出典:DCM

床の色を変えられるアイテムとしてフロアタイルと比較されるのが、クッションフロアです。

クッションフロアも塩化ビニル素材ですが、フロアタイルとは以下の違いがあります。

フロアタイルとクッションフロアの違い

フロアタイルクッションフロア
価格高め(約14,000円〜35,000円)
※6畳あたり
安め(約6,000円〜15,000円)
※6畳あたり
耐久性高い低い
材質固め柔らかめ
耐水性高い低い
設置難易度低いやや高い

フロアタイルのほうが価格は若干高めですが、耐久性や耐水性、設置難易度を考慮すると、クッションフロアよりもフロアタイルのほうがコスパの良い商品といえます。

【後悔する?】賃貸のフロアタイルのデメリット5つ

フロアタイルはおすすめのアイテムですが、購入して後悔するケースも稀にあります。

ここからは実際に僕が購入したフロアタイルについて、「ここがイマイチだなぁ」と思ったデメリットを5つ紹介します。

買ってから後悔しないために、ぜひ参考にしてください。

買ってわかったフロアタイルのデメリット5つ

  • 重くて運ぶのが大変
  • カットが難しい
  • クッションフロアよりも高価
  • 足が冷たい
  • クッション性に欠ける

順番に解説します。

今回購入したアイテム

セイジ

購入したものは、マーブルグレージュです。

1. 重くて運ぶのが大変

▲実際に届いた箱

今回購入したフロアタイルが”置くだけ”で完結することもありますが、めちゃくちゃ重かったです。

調べてみると、1箱18枚のフロアタイルが入っており、重さは約27kgありました。

▲余ったタイル
セイジ

普段から筋トレしていることから筋力には自信のあった僕ですが、一度に1箱運ぶのが限界でした……。

宅配業者さんが部屋の前まで持ってきてくれるため、女性でも問題ないと思いますが、かなり重たいことは理解しておきましょう。

セイジ

6畳セットを購入する場合は3箱届きます。

しかし重さがあるぶん、設置後はすぐにズレないですし、耐久性も申し分ありません。

2. カットが難しい

フロアタイルは頑丈なこともあり、カットが難しいです。

▲最初のカットは要領がわからず、ギザギザに……。

今回僕が購入したフロアタイルについても、『カットは簡単』との記載がありましたが、「簡単は言い過ぎかな……」と思いました。

フロアタイルのカット方法としては、

  • シャーペンやボールペンで下書きをする
  • カッターで数回切り込みを入れる
  • 切り口を折り曲げる

でカットできるのですが、③の折り曲げについては力がかなり必要です。

女性でも問題はないですが、男性の力を借りられるならば頼ることをおすすめします。

また下書きをするときは、

  • 長めの定規を使う
  • フロアタイルを定規代わりにする

などをすると、曲がらずに線を引けるので試してみてください。

3. クッションフロアよりも高価

先述しましたが、フロアタイルはクッションフロアよりも価格がやや高めです。

たとえば6畳サイズの商品で価格を比較すると、以下のようになります。

フロアタイルとクッションフロアの価格差

フロアタイル(6畳)クッションフロア(6畳)
34,980円
Solum フロアタイル
16,900円
モクメ ストーンクッションフロア

耐久性や材質などを考慮すればフロアタイルが高価なことは納得できますが、この価格差を高いと感じるか、安いと感じるかは人それぞれです。

見た目だけを変えたいのであればクッションフロアでも良い場合があるため、一度サンプルを取り寄せるのもおすすめです。

4. 足が冷たい

こちらは購入するまで気づかなかったのですが、フロアタイルは材質上、冷たくなりやすいです。

本記事を書いているのは2月末ですが、朝や夜はタイルがかなり冷えるため、靴下だけではしんどいこともあります。

スリッパを履けば解決する問題ではありますが、

  • スリッパを用意するのは面倒くさい
  • 裸足で年中過ごしたい

という方はフロアタイルは合わないおそれもあるでしょう。

5. クッション性に欠ける

フロアタイルは硬めの材質であることから、クッション性はありません。

そのため長時間フロアタイルの上に座ると、体が痛くなるおそれがあります。

また防音性にも期待できないため、注意してください。

【後悔しない理由】賃貸でフロアタイルを使うメリット5つ

先にデメリットを解説しましたが、僕はフロアタイルを購入して全く後悔していません。

なぜなら以下5つのメリットが、デメリットを大きく上回るからです。

フロアタイルのメリット5つ

  • 部屋が垢抜ける
  • フローリングを傷つける
  • 水を弾く
  • 敷き詰めるだけで作業が簡単
  • 使い回しができる

順番に解説します。

今回購入したアイテム

セイジ

購入したものは、マーブルグレージュです。

1. 部屋が垢抜ける

こちらが最大のメリットと言っても、過言ではありません。

高級感、色味、材質、そのどれもが最高で、部屋が一気に垢抜けるのがフロアタイルのメリットです。

たしかにクッションフロアでも、色味だけであれば変えることもできます。

しかし、「総合点で考えればクッションフロアよりもフロアタイルが勝る」というのが僕の結論です。

セイジ

どうしてもクッションフロアはその材質上、安っぽさが出てしまうんですよね……

そのため賃貸の部屋でワンランク上の垢抜けを目指すのであれば、フロアタイルを選んだほうが良いでしょう。

2. フローリングを傷つけない

Solum フロアタイル(マーブルグレージュ)

賃貸の部屋で怖いのが退去時のチェックですよね……。

思わぬ傷がついていると、それだけで数万円を請求されることもあります。

その点、フロアタイルを敷いていれば、フローリングを傷つけにくい状態を維持できます。

「フロアタイルは丈夫なだけあって重い」とデメリットで挙げましたが、「重いだけあって丈夫」というメリットにもなります。

またクッションフロアと違ってフロアタイルは耐久性も高いため、使い続けても破損を引き起こしにくいです。

3. 水を弾く

クッションフロアやフロアタイルを敷き詰めることについて、賃貸で心配されるのがカビ問題です。

フローリングとの境目に湿気がたまると、カビが発生してしまうおそれがあります。

クッションフロアの場合は耐久性や耐水性が低いため、カビ対策が特に必要です。

一方で僕が購入したフロアタイルの場合は水を弾く材質のため、繋ぎ目から水が入りにくく、カビが発生しにくくなっています。

▲出典:Solum

また普段のお手入れについて、雑巾掛けやクイックルワイパーなどができる点もメリットになるでしょう。

4. 敷き詰めるだけで作業が簡単

クッションフロアやフロアタイルに興味を持っている人のなかには、「うまく敷けるかな……」と心配になっている人もいるでしょう。

その気持ちはよくわかります。

なぜなら僕は手先がものすごく不器用で、図工が昔から苦手だから(笑)

そのため部屋全体を綺麗に変えられるか不安だったのですが、結論問題ありませんでした。

なぜならフロアタイルは基本的に敷き詰めていくだけで、端っこの部分だけカットすれば問題ないから。

クッションフロアの場合は一枚の大きなシートを全体に敷いて、端っこの部分をカットする必要がありますよね。

セイジ

全体を気にしながら端っこをカットするのが難しいと、クッションフロアユーザーから聞いたことがあります。

さらに僕が購入したフロアタイルは”置くだけ”で完結するタイプなため、養生テープなどを準備する必要がなかったのも、作業がスムーズに進んだ理由の1つです。

5. 使い回しができる

クッションフロアは耐久性が低いため、使用は一度きりになってしまうことが多いです。

一方でフロアタイルは耐久性が高いため、次の賃貸の部屋でもそのまま使えるケースもあります。

先ほどクッションフロアよりもフロアタイルのほうが価格が高いと伝えましたが、使用期間で考えれば結果的にフロアタイルのほうが安くなることもあるでしょう。

賃貸のフロアタイルで後悔するか不安な人に伝えたいこと

ここまでフロアタイルのメリット・デメリットを伝えましたが、「購入して後悔するかもしれない……」と不安が残る人に伝えたいことがあります。

それは、『自分が好きな空間で暮らすのは最高』ということです。

フロアタイルを購入する前の僕は、自分の部屋に対してそこまで愛着がありませんでした。

ご飯を食べて、寝て、テレビを観て、ブログを書く。それだけの部屋だったんですよね。

しかし今は部屋に戻ってくるたびに、気分が最高になります。どれだけ仕事で疲れていても、です。

そして気分が良くなることで、ブログに集中できるようになったり、生活が整いやすくなったりするメリットも生まれました。

たしかにフロアタイルは、

  • カットが難しい
  • 足が冷たい
  • 重たい

などのデメリットもあります。

しかし長く過ごす自分の部屋で最高の気分になれるなら、上記のデメリットは全く問題ないと僕は思います。

「部屋にいる時間を最高のものにしたい」

その気持ちがあれば、フロアタイルを買って後悔することはほとんどないでしょう。

賃貸のフロアタイルで後悔することは少ない!快適な部屋を作ろう!

以上、本記事では賃貸のフロアタイルで後悔しないために、フロアタイルのメリット・デメリットを伝えました。

僕がフロアタイルを購入して感じたメリット・デメリットは以下のとおりです。

フロアタイルのメリット・デメリット

メリットデメリット
・部屋が垢抜ける
・フローリングを傷つけない
・水を弾く
・敷き詰めるだけで作業が簡単
・使い回しができる
・重くて運ぶのが大変
・カットが難しい
・クッションフロアよりも高価
・冬場は足が冷たい
・クッション性に欠ける

デメリットがゼロではありませんが、『部屋の垢抜けをしたい』『自分の好きな部屋にしたい』という想いがあれば、どのデメリットをそこまで気になりません。

僕自身は「高価だったけど本当に良い買い物をした」と思っています。

なお、今回紹介したメリット・デメリットは僕が購入した『Solum フロアタイル』をもとに解説しています。

高級感があって満足度も高いフロアタイルなので、ぜひチェックしてみてください。

今回購入したアイテム

セイジ

購入したものは、マーブルグレージュです。

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