大学の卒業旅行で買ったルイヴィトンのダミエの財布。学生時代のアルバイト先で、お客さんがスッと出したダミエの財布がカッコよくて、「いつかは自分も買うんだ」と思っていました。
フランスのルイヴィトンで、洗練された店内に緊張しながらダミエの財布を買ったことを今でも覚えています。
でも、
- 社会人
- キャッシュレスの時代
- ミニマリスト的発想が好きになる
と変化があり、二つ折り財布にしたい欲がずっとありました。
なぜすぐに二つ折り財布にしなかったのか。
それはルイヴィトンを使っていることの高揚感や見栄が邪魔をしていたからです。
そんな買い替えに踏み切れない日々を3年過ごしましたが、ついに財布を変えました。
しかも結婚式の引き出物カタログで掲載されていたもの!(笑)
値段を調べたら3千円でした。しかし満足度は非常に高く、「なんでもっと早く変えなかったんだろう」と後悔しています。
この記事ではハイブランド思考で高級財布を使っていた僕が、安い機能性を意識した財布にして良かったことを書いていきます。
結論:見栄を捨てて、機能性を重視すべき
これが全てです。
ハイブランド財布を使う理由が、「周りからどう見られているか」という見栄であるなら、買うべきではないし、今よりも機能性を意識した財布にすべきだと思います。
要するに自分軸で商品を選んでいるのではなく、他人軸で商品を選んでいるのなら、それは適切ではないです。
他人軸で1万円以下の財布を買うならまだしも、他人軸で7万円の財布を買う意味はありません。
僕もルイヴィトンの財布を買ったときは、
・革が好きだから
・質感が好きだから
・使いやすそうだから
というような自分軸ではなく、
・使っている自分が評価されそうだから
・周りから褒められそうだから
・ステータスが上がりそうだから
という理由のほうが強かったです。
買ってから気づいたんですが、他人はそこまで何の財布を使っているか見ていません(笑)。だからこそ見栄ではなく、機能性を重視すべきです。
ちなみに今使っている高級財布を変えたいなら、捨てるのではなく、売るのがオススメです。ブランド品は需要があり、買い取ってもらえる可能性があります。
売る方法は様々ですが、「選択肢がありすぎて何が良いかわからない……」という方は、「ブランド品やお酒の店頭・出張・宅配買取ストックラボ」が良いかもしれません。
店頭・出張・宅配などの買取方法を選ぶことができて、LINEでの査定も可能となっています。
3千円の財布にして良かったこと
今回僕は結婚式の引き出物カタログに掲載されていた、アーバンリサーチの二つ折り財布に変えました。
カタログギフトなのでタダだったんですけど、調べたら3千円で似たようなものが通販で出ていたので、おそらくそれくらいだと思います。
この財布にして1週間ですが、「なんでもっと早くに変えなかったんだ」と後悔しているので、その良さを3つ紹介します。
1. マジで使いやすい
今まで長財布を使っていたこともあって、二つ折り財布は初めてだったんですが、マジで使いやすいですね!
ポケットに入るサイズ感ということもあって、ちょっとした散歩や買い物だったら、カバンも必要ありません。
今まで長財布を使っていたときは、財布を入れるために、ちょっとしたカバンが必要でした。これがストレスだったんですが、今はそれがない。
基本的な会計はスマホで完結しますが、たまにクレジットや現金のみの店もあります。そういう場合の補助的な立場として、二つ折り財布は最高だなと思いました。
2. 財布ではなく振る舞いを意識したくなった
安い財布を使っている僕に「え〜〜ルイヴィトンの財布使っているんですね〜〜。素敵。」と言われることは、今後ないです。(そもそも、一度も言われたことありません。)
財布で評価されることは、もうないのです。(一度もなかった)
その分、自分を磨こうと意識が固まりました。そう、男磨きです。
ハイブランドで勝負するのではなく、中身で勝負する。そういう意識が芽生えました(笑)
・清潔感を保つ
・体を絞っておく
・会話に上品さを持つ
のように、自分のブランドを上げていくほうに努力していこうと思えましたね。
3. 買い替えやすい
元が3千円の財布なだけに、革の痛みや汚れが目立ったときに買い替えやすいです。
前のルイヴィトンの財布は4年以上使っていたんですが、ほつれや使いにくさが気になっても、「いやでも高かったしな……」とマインドブロックがかかっていました。
ハイブランドの財布だからといって、特別耐久性が高いわけでも、めちゃめちゃ使いやすいわけでもないんですよね。
でも、買い替えに踏み切れない。これはコンコルド効果が原因です。
投資の継続が損失の拡大につながると分かっていても、それまでに費やした労力やお金、時間などを惜しんで投資がやめられない心理現象のこと。
引用:野村證券株式会社
でも今はそんなものありません。使いにくいさや傷みを感じれば、即買い替えます。
ボロボロや使いにくい財布を使い続けるよりも、ピカピカで使いやすい財布のほうが、財布の見た目も使う側の気持ちも健康的じゃないでしょうか。
まとめ:値段ではなく使いやすさを重視すべし
結局のところ、値段が高くても使いやすければ良いと思います。
でも財布に7万円かけた僕だからこそ言えますが、7万円の価値が財布にあったかというと疑問です。
機能性や耐久性、デザインなど、全てを担保した財布って、1万円前後で買えるのではないでしょうか。
そこに「周りからどう見られているか」という他人軸が入ってくると、急に値段が跳ね上がるんですよね。
自分軸で自分にピッタリな財布を使っていきましょう。