ESも面接も落とされまくってメンタルがボロボロ……。
このままどこにも採用されなかったらどうしよう。
就活が不安だ。やめたい。助けて。
このような悩みを解決します。
たくさんの会社へのエントリー、ESの提出、面接など……。就活はやることが多くて大変ですよね。
特に内定がゼロのときは不安も大きくなってしまい、「このままどこにも行けないんじゃないか」とメンタルが不安定になりやすいです。
私自身、就活時は内定を貰えるまでに時間がかかってしまい、メンタルがボロボロになってしまいました。
友人は内定がたくさん出ていて、自分は内定ゼロの状況は本当にしんどかったです。
「自分の価値はゼロなんじゃないか」と不安になるんですよね。
しかし最終的に私は、その年の春に社会人になることができました。
状況が好転するのに役立ったのが、考え方や行動をガラッと変えたことです。
今にして思えば、あのときから少しずつ自分の就活は変わり始めました。
そこで本記事では、現在就活でメンタルがボロボロの学生に向けて、自分の就活で役立った考え方や行動をお伝えします。
体験談ベースで解説するので、ぜひ役立ててください。
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就活でメンタルがボロボロになるのはよくあること!
まず安心して欲しいのですが、就活でメンタルがボロボロになるのはあなただけではありません!
この記事を書いている私自身もそうでしたし、下記アンケート結果でも「就活でうつっぽい時期があった」と2人に1人が回答しています。
だからこそ、「今の辛い状況は自分だけじゃない」と客観的に理解することから始めましょう。
もちろん、それであなたの状況が今すぐ改善するわけでありませんが、1人じゃない安心感はメンタルにも良いはずです。
客観的に理解するためにおすすめの方法が、声に出すことです。
「今は就活が不安でメンタルがボロボロだ。でもこの状況は自分だけじゃない」と口に出してみてください。
心で理解できなくても、頭で理解することができ、少しだけ安心感を得られるはずです。
就活でメンタルがボロボロになる理由3つ
「就活でメンタルがボロボロになるのは自分だけではない」と理解できたところで、次は原因を探りましょう。
風邪を引いたときも、原因によって出される薬が違いますよね。
今の状況も同じです。
原因によって対処方法が異なるため、まずは就活でメンタルがボロボロになる理由を理解しましょう。
就活でメンタルがボロボロになる代表的な理由は3つあります。
就活でメンタルがボロボロになる理由
- ESや面接で落とされるから
- 周りと比較してしまうから
- 自分のやりたいことがわからないから
順番に解説します。
1. ESや面接で落とされるから
就活でメンタルがやられる一番大きな原因はこちらでしょう。
出したESが落ちてしまったり、ESが通っても面接で落とされたりすると、凹みますよね。
志望度の低い企業ならまだ良いです。
ただメンタルがボロボロになる場合は、
- どうしても行きたい企業の選考で落とされた
- 内定がゼロ
などの状況が多いはず。
特に内定がゼロの状態だと、精神的な支柱がないため、視野が狭くなってしまいやすいです。
「このままどこにも行けないんじゃないか」という不安は半端ないですよね……。
今のあなたがこの状態に当てはまっているなら、後述する「就活でメンタルがボロボロなときにやるべきこと3つ」をぜひ順番に取り組んでみてください。
きっと今よりも頭のモヤモヤがなくなって状況が好転するはずです。
それと、1点大事なことをお伝えします。
それは、
「不採用=あなたの存在価値を否定」ではない
ということです。
本当に大事なことなので太文字で記載しました(笑)
就活で不採用をくらうと、どうしても自分そのものを否定された気分になります。
でもそれは絶対に違うんです!
就活はいわばお見合いの場です。
お互いの相性が良さそうならば採用、お互いが不幸になりそうなら不採用になる。それだけです。
自分を偽って入社したとしても、あなた自身が不幸になってしまいます。
それを避けるために、企業側は「ごめんなさい」と言っているだけなので、過度に自分を傷つけないでくださいね。
2. 周りと比較してしまうから
友達の就活の進捗は気になるものです。
人間は比較の生き物なので、「あいつは色々な企業から内定をもらっているのに、自分は……」と気づいたら考えてしまいます。
そんな周りと比較してしまうあなたがやるべきことは、「就活は勝ち負けではない」と思える判断材料をたくさん用意することです。
「就活は勝ち負けではない」「他人は他人、自分は自分」
こういう言葉はよく聞きますが、いまいち納得できていない人も多いでしょう。
なぜ納得できないのか。
それは納得できるほどの材料を用意しておらず、腑に落ちていないからです。
腑に落ちていない状態だと、一時的に理解しても、また同じように比較のループに入ってしまいます。
だからこそ、色々な本を読んだり、YouTubeで動画を観たりして、就活は勝ち負けではない根拠を集めてください。
たとえば友人は大手企業の内定を貰っていて、自分は無名の企業から内定を貰っている状況に納得できていない場合は、同じような境遇から転職を繰り返すことで成功を掴んだ人の体験談などを読むと良いでしょう。
また根拠を集めたときは、ぜひ文章で残してください。
デジタルでも紙でも良いですが、文章で書き残すことで、同じ悩みが出てきたときにすぐに解消することができます。
「ああ。前も同じように比較して悩んだけど、この本を読んで解決したんだった」と立ち直ることができ、悩みにくくなります。
3. 自分のやりたいことがわからないから
就活でいろいろな企業にエントリーしているうちに、「あれ、本当にしたいことってなんだっけ?」とやりたいこと迷子になる方も多いです。
迷い方はさまざまで、業界で迷う場合もあれば、職種で迷う場合もあります。
そんなやりたいこと迷子のあなたに伝えたいことは、
やってみないとやりたいことかどうかわからない
ということです。
そもそもやりたいことってなんでしょうか。
何か運命的な出会いでやりたいことが見つかると勘違いしている方も多いですが、そうではありません。
やりたいことは、自分が好きなことの延長線上にあります。
じゃあ自分の好きなことはどうすれば見つかるのか。
これはやってみないとわかりません。
ゲームやスポーツなどどんなことでも言えますが、実際に経験してみてはじめて、「これは合いそうだな。これは違うな」と判断できますよね。
仕事も同じです。
なんとなくのイメージでマーケティングが向いていそうと思っていも、実際にやってみると泥臭さに耐えられない人もいます。
一方でやりたくない営業に配属された人が、物を売る楽しさを理解して、どっぷりと営業にハマることもあります。
漠然としたイメージだけで判断をするのは危険です!
そのため今やりたいこと迷子になっている人は、以下の選択をしてください。
- 内定がゼロ:
自己分析を行なって好きなことを深掘りする - 内定を持っている;
①配属面談までに好きなことを見つけておく
②自己分析を続けながら就活を続ける
就活でメンタルがボロボロなときにやるべきこと3つ
ここまでは就活でメンタルがボロボロになる原因をお伝えしてきました。
ここからはメンタルがボロボロなときにやるべきことを3つお伝えします。
就活でメンタルがボロボロなときにやるべきこと3つ
- 自己分析をしっかりと行う
- プロに相談する
- 内定をもらえない未来を考えてみる
どれも私自身が実践して効果のあったものです。
順番に解説します。
1. 自己分析をしっかりと行う
自己分析
おそらく就活で何百回も聞いた言葉でしょう。
ですが、本当に自分自身の自己分析ができている人はきっと100人に1人もいません。
それくらい自己分析は軽視されています。
自己分析は業界や得意を見つけるだけのものではありません。
自己分析は自分の人生のコンパスになるものです。
そのため自己分析をしっかりと行うことで、
- 面接で自信を持って答えられるようになる
- エントリーした企業に対して迷いや不安が少なくなる
- 就職後も楽しく働きやすくなる
などのメリットがあります。
自己分析を行ううえで大切なキーワードが「具体と抽象」です。
具体と抽象とは、具体的に起きた出来事から核になる部分を抜き出し抽象化させることをいいます。
たとえば面接では、
「学生時代頑張ったことはなんですか?」
と聞かれたあとに、
「それを弊社でどのように活かせますか?」
などを聞かれることが多いですよね。
これは典型的な具体と抽象を活かした質問で、
- 学生時代に頑張ったこと:具体
- 会社で活かせること:抽象
となっています。
具体と抽象の考え方の基礎は『メモの魔力』という本がわかりやすいです。
面接で活かせる自己分析1000問も用意されているので、ぜひ一度読んでみてください。
2. プロに相談する
就活は面接〜内定までは個人戦ですが、自己分析、企業選定、ES提出などはチーム戦です。
そしてここは私の主観ですが、就活は準備が9割だと考えています。
つまりチームでできる部分が9割を占めるんです。
だからこそ、ガンガン人に頼ってください。
ここで頼るべき人は友達やキャリアセンターの人ではなく、就活のプロです。
友達やキャリアセンターの人は就活に関しては初心者です。
※キャリアセンターは就活の事務作業をしている場所であり、就活のプロではありません。
そのため少しでも効率よく就活を進めたいなら、まずはプロに一度相談しましょう。
就活に精通した方に相談することで、
- 自己分析の効率化
- 自分に合う企業の選定
- 面接の通過率アップ
などができます。
なお、新卒就活のプロに相談するなら『キャリセン就活エージェント』がおすすめです。
キャリセン就活エージェントは新卒就活に特化したサービスで、
- Googleクチコミ4.7点
- 累計利用学生70,000人
- 内定まで最短2週間
とかなりの実績があります。
紹介する企業もあなたの適正を考えたうえで、ベンチャーから大手まで紹介してくれるので安心です。
紹介企業の応募強制などもなく、利用料金も無料なため、まずは一度プロのキャリアカウンセラーに相談することをおすすめします。
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3. 内定を貰えない未来を考えてみる
最後は面接に向かうときに、心がスッと軽くなる考え方の紹介です。
その方法とは、「もしこの企業から内定が貰えなかったら……?」を考えるというもの。
今から受ける企業で内定を貰えなかったらどうなるでしょうか。
考えてみると、
- どうしても行きたい会社に行けなくなる
- 内定ゼロの状態が続く
- 企業の選択肢が減る
などが出てくるはずです。
でもこれって、全然大したことないです。
それぞれについては、
- どうしても行きたい会社に行けなくなる
→ 学生の”行きたい”なんて、会社に入ればすぐ考えが変わる - 内定ゼロの状態が続く
→ 3月卒業時点の内定率は96.8%(出典:リクルート) - 企業の選択肢が減る
→ 納得できないなら留年の選択肢もある(就職留年は珍しくない)
と考えることができるんですよね。
だから仮に内定を貰えなかったとしても、過度に落ち込むことはありません。
私はこの考え方をすることで、面接でも緊張しすぎることがなくなり、内定を得ることができました。
就活でメンタルがボロボロなときに絶対にやってはいけないこと3つ
反対に就活でメンタルがボロボロなときに絶対にやってはいけないことも3つあります。
就活でメンタルがボロボロなときに絶対にやってはいけないこと3つ
- エントリー数を闇雲に増やす
- 内定を貰えた会社にすぐ決める
- 就活と向き合うことをやめる
順番に解説します。
1. エントリー数を闇雲に増やす
就活において、「数を打てば当たる」戦法は危険です。
就活がうまくいかないあまりエントリー数を闇雲に増やしてしまうと、
- 行きたくもない企業に行くことになる
- 選考対策の質低下による全落ち
などのリスクがあります。
上手くいかないときほど、冷静になり、原点に立ち返ることが大切です。
就活における原点とは、自己分析。まずは先述した自己分析をしっかりと行うことから始めてください。
2. 内定を貰えた会社にすぐ決める
内定が貰えていない状態が続いているほど、内定を貰えた瞬間は本当に嬉しいものです。
その気持ちはよくわかります。
が、その会社に行くことを即決するのはやめましょう。
内定を貰って浮き足立っているときこそ、今一度その会社の研究をするべきです。
私の知り合いは妥協で入ってしまった会社が肌に合わず、結果的にすぐに辞めてしまいました。
そういうことが起きないためにも、もう一度自己分析結果と照らし合わせて、自分のやりたいことと相違がないかを確かめてください。
おすすめの方法は、内定企業の社員と話す機会を貰うことです。
内定前と違って、内定後はあなたを留めておくための配慮を会社はしてくれます。
そのため、「自分の認識にズレがないか確かめるために、御社の社員さんとお話しさせてください」と提案をしてみましょう。
きっと快く受け入れてくれるはずです。
3. 就活と向き合うことをやめる
就活でどれだけメンタルがボロボロになっても、完全に就活を辞めてしまうのはおすすめしません。
なぜなら完全にストップしてしまうと、また走り出すのに時間がかかるから。
本当に辛くなったら、ESを書くのを辞めても、面接を辞退しても良いでしょう。
でも、頭の片隅に必ず就活を留めておいてください。
そして自分で自分を諦めないでください。
諦めなければ、「あなたを採用したい!」と言ってくれる会社は必ず出てきます。
就活でメンタルがボロボロになっても大丈夫!できることをやろう
以上、本記事では就活でメンタルがボロボロになっている方に向けて具体的な対処法をお伝えしました。
もう一度復習をすると、就活でメンタルがボロボロになったときは以下3つの行動をしてみてください。
就活でメンタルがボロボロなときにやるべきこと3つ
- 自己分析をしっかりと行う
- プロに相談する
- 内定をもらえない未来を考えてみる
どの行動もしっかりと行えば、必ず効果が出てきます。
特に自己分析はプロの手も借りながら、もう一度腰を据えてやってみてください。
一見遠回りしているように思えますが、就活の土台をしっかりとすることで、その後の就活を効率的にすることができます。
なお、プロの手を借りるなら『キャリセン就活エージェント』がおすすめです。
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