- NFTがどういうものか知りたい
- NFTが注目されてる理由を知りたい
- NFTを始めてみたい
たしかにNFTが何でこんなに注目されているのか、デジタル画像なのに高値で取引されている理由ってよく分からないですよね…
中には「NFTなんて胡散臭いからやめとけ…」と言われた人もいるかもしれません。
結論、NFTは怪しいものではありません!しっかりとした技術があるからこそ、熱中している人がいますし、今後より注目度が増していくものだと予想されています。
最近は国内企業の参入も増えてきました!
そこで本記事では、そもそもNFTとは何か、どういう技術なのかを徹底解説します。NFTについて完全初心者の人でも分かるように内容をまとめました。ぜひ最後まで読んでくださいね!
この記事を書いている僕の自己紹介です!
・NFTコミュニティ運営者(750人以上参加)
・NFTブログ運営(収益5桁達成)
・Twitter:フォロワー1400人以上
- NFTは、”非代替性トークン”である
- NFTは、”代えがきかない”デジタルデータである
- NFTを支えているのは、”ブロックチェーン”という技術である
- NFTの国内市場は、伸びしろしかない
NFTとは何か
NFTとは、Non Fungible Token(ノンファンジブルトークン)の略です。日本語で言うと、”非代替性トークン”になります。
非代替性トークンと言われても、正直ピンと来ませんよね?もう少し深掘りして解説します。
まずは「非代替性」と「トークン」を分解して、それぞれ解説します。
ノンファンジブル(非代替性)とは
ノンファンジブル、つまり非代替性とは”代えがきかない”という意味です。
そうは言ってもイメージができないな…
そうですよね。それではこう考えてみましょう!
代替=お札
ここに1万円札があります。これを他の1万円札に交換したときに、価値は変わるでしょうか。
変わりませんよね。
1万円は、1万円。このようにどれだけ交換しても価値が変わらないもの、『お札』のようなものが、代替可能なものです。
非代替=”サイン入り”ボール
ここに有名選手の『サイン入り野球ボール』があります。そしてそれと全く同じ野球ボールで、”サインなし”のものがあります。
これは同価値と言えるでしょうか。
答えは、NOですよね。
サイン入りボールは、当然価値が高いです。これを同じ野球ボールと交換して欲しいと言っても、おそらく難しいでしょう。
このように代えがきかないもの、これを非代替性といいます。
交換できない、代えがきかないものは”非代替性”なんだね
トークンとは
続いて『トークン』について解説します。
トークンは、『仮想通貨』という意味で使われることが多いです。
しかしここでは分かりやすく、トークンを『ブロックチェーン上で発行されたデジタルデータ』として考えましょう。
ブロックチェーンについては、後で詳しく説明します!
そのため現状デジタルでやり取りされる、『画像・本・音楽』などもトークンになり得ます。
*厳密には違いますが、ここでは理解しやすくするため意訳しています。
NFTは”代えがきかない”デジタルデータである
ここまでを整理すると、NFTは”代えがきかないデジタルデータ”だと分かりました。
そしてデジタルにおける”代えがきかない”とは、『誰が所有者か分かる』と表現することができます。
今までデジタル画像は、どれが本物か、どれがオリジナルか分からないという欠点がありました。
たしかに画像は、いっぱいスマホに入ってるけど、「誰のものか」意識したことがなかったな…
デジタルデータの”誰が持っているか分からない問題”を打破したのが、「ブロックチェーン」という技術です。
NFTは”ブロックチェーン”によって支えられている
ブロックチェーンとは、簡単にいうと、『今までの取引が全て記録されたもの』です。
NFTは「ブロックチェーン」という技術の上で成り立っているものですが、その結果3つのメリットが生まれました。
- デジタルデータでも、誰が所有者か分かるようになった
- 今までの所有者の移り変わりまで分かるようになった
- そのデジタルデータは、誰が制作したのか分かるようになった
このようにブロックチェーンの技術によって、NFTでは”誰が所有しているか”が正確に分かるようになりました。
そしてブロックチェーンには特定の管理者が存在しないので、一度刻まれた情報は誰にも改ざんできません。
誰もいじれないからこそ、そのデータが信頼され、価値が出る仕組みになっています。
NFTのデメリット3選
NFTを始める前に、メリット・デメリットについてもまとめておきます。
それぞれを把握した上で、NFTを始めるかどうか判断をしてみてください。
NFTを始めるデメリットは、全部3つあります。
- 法整備が整っていない
- 価格変動リスク
- 著作権侵害リスク
デメリット①:法整備が整っていない
NFTの技術は新しすぎて、日本の法整備が追いついていないのが現状です。
そのため今後NFTを使って何かをやりたいときに、それが日本の法律上問題がないものかは専門家に確認した方が良いでしょう。
ただし「自身でNFTアートを作り販売」や「NFTを購入する」などで罪に問われている事例は、執筆時点ではないので安心してくださいね!
デメリット②:価格変動リスク
NFTは基本的に、仮想通貨を使って売買を行います。仮想通貨の中でも一番NFTで使用されるのが、ETH(イーサリアム)です。
仮想通貨は法定通貨(円やドルなど)に比べて、価格が変動しやすい通貨です。
実際にETHもこの一年を通して、最高額は1ETH=50万円だったものが、最低額で1ETH=14万円となりました。
そのためNFTの売買で得たETHの利益が、価格変動によって上下することも把握しておきましょう。
デメリット③:著作権侵害リスク
NFTの法整備が追いついていない点に似ていますが、海外のNFT作品には著作権を侵害しているものも多くあります。
日本の有名IPであるワンピースやナルト等を勝手にNFT化して、販売しているケースもちらほらです…
当たり前ですがこのような販売は、”著作権侵害”に該当します。まずもって販売をしてはいけません。
さらにそのような作品を見かけても”買わない選択”をしましょう。
NFTのメリット3選
続いてNFTのメリットを3つ紹介します。
- ブロックチェーンによって唯一無二を証明できる
- マーケットプレイスに依存しない
- 稼げる可能性がある
- 誰でも作成・購入できる
メリット①:ブロックチェーンによって唯一無二を証明できる
NFTの最大のメリットは、 ブロックチェーンの技術によって、デジタルデータでありながら”唯一無二”を証明できることです。
今までデジタルデータはコピーし放題、どれが本物かなんて分からなかったですよね。
それがNFTでは、本物のアートと同じように扱うことができます。
デジタルを”所有する”感覚は新しく、でも所有欲も満たされるので、これを体感するだけでもNFTを始める価値はあると思います。
メリット②:マーケットプレイスに依存しない
NFTはブロックチェーンに保存されているデータなので、マーケットプレイスに依存しません。
どういうことかというと、NFTを購入したマーケットプレイスがサービスを終了したとしても、自分の買ったNFTは未来永劫なくならず自分のものであり続けます。
例えば現在最もNFTの取引が盛んなマーケットプレイスは、OpenSeaという場所です。このOpenSeaが突然「サービスを終了します。」と言っても、OpenSeaで買ったNFTは消えません。
これがAmazonのKindleだとしたら…
残念ながらAmazonがサービスを終了したら、それがなくてもアカウントが凍結されたら、自分が持っていたKindleは見ることができません。
KindleのデータはあくまでAmazonが所有しているんですよね…
この辺についてはイケハヤ氏(@IHayato)が本で詳しく説明しているので、こちらをどうぞ。
Kindle Unlimitedに入っていれば、無料で読めます。1ヶ月なら無料で入れるので、サクッと読んでみてくださいね。
≫【1ヶ月無料】Kindle Unlimitedの無料体験を行う
メリット③:稼げる可能性がある
NFTでは稼げる可能性が十分にあります。
僕も実際にNFTを購入して、
含み益が400倍になりました!
実際に含み益400倍になったNFTコレクション『CNP』については、下記記事へどうぞ。
≫NFTコレクション「CryptoNinja Partners(CNP)」とは?なぜ注目されるのか?
NFTは作り手のクリエイター側だけが利益を得るのではなく、二次流通として販売することでコレクター側にも十分利益を得るチャンスがあります。
国内NFT市場は発展途上です。そのためクリエイターもコレクターも、十分に稼げるチャンスはあります。
NFTをやれば必ず稼げると推奨しているわけではありません。あくまで最終判断は自己責任でお願いします。
メリット④:誰でも作成・購入できる
NFTは、特定の誰かしかできないものではありません。インターネット環境さえあれば、誰でも始めることができます。
NFTの作成、販売もスマホ完結させることが可能です。またNFTの購入も誰でもできます。
このように誰にでも開かれたチャンスがあることは、NFTを始めるメリットと言えるでしょう。
NFT市場について
NFTのメリット・デメリットについて把握したところで、NFTの市場規模についても把握しておきましょう。
NFTは急成長中の市場
2021年からNFT市場は急拡大しています。
実に世界で200億円だった市場が、現在は3兆円の市場になっているんです。
上記の画像が、NFTの世界で「NFTと言ったらこれだよね。」と言われている作品になります。
左のドット絵が、「Crypto Punks」というNFT作品で、
右の猿の絵が、「BAYC」というNFT作品になります。
これらの作品は、それぞれ数千万円〜数億円で取引されているNFTです。
BAYCに関しては、ジャスティンビーバーを始めとした海外のセレブが購入しているんですよ〜
この金額の規模感が、NFTの市場規模を示していると思います。
そしてこうしたNFTの波は、海外だけかというと…実はそうではありません。
日本でも少しずつですが、NFTの市場規模は大きくなっています。
【日本】小学生が描いたNFTが数百万で売れた
こういった盛り上がりは、海外だけなんでしょうか。答えは”NO”です。
日本で次々にイラストレーターが、自身の作品をNFT化しています。そしてそれらが海外投資家から注目され、高値で取引されることもしばしばあります。
とりわけ日本でもNFTが知られるきっかけになったのが、「8歳の小学生が夏休みの自由研究で描いたNFTが数百万円で売れた」というニュースです。
コレクション名は、「Zombie Zoo(ゾンビの動物)」。
海外の投資家の目にとまり、今は数百万円で取引される人気コレクションになりました。
現在Zombie Zooは、アニメ化プロジェクトも始動しています。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
NFTを始めるならETHを買おう
ここまで読んでくれた方は、きっと”NFTを始めたい”と思っていることでしょう。
NFTを始める場合は、ぜひ”ETH”を購入してください。
ETHとは仮想通貨の一つで、”イーサ”もしくは”イーサリアム”と言われているものです。
近頃は日本円で買えるNFTなども登場していますが、やはりNFTを本格的に始めるのなら”ETH”でNFTを買う方が絶対に良いです。
ETHは、国内仮想通貨取引所で購入できます。色々な仮想通貨取引所がありますが、オススメはGMOコインです。
GMOコインは手数料安く、損なくETHを買うことができます。
結局行動する人は”25%”です
なるほど…なんとなくNFTは理解できた。よし、また今度やろう!
と思っている人いませんか?
残念ながら、”また今度”は一生来ません。
ある調査によると、何かセミナーなどを受けた後に行動する人は”25%”だそうです。
さらにNFTを始めるハードルは高いので、NFTに関して始める人は10%という所です。
NFTをやってみたい人に向けて、完全初心者でも始められる記事を作りました。もし始めたいなら、10%になりたいのならこちらの記事からどうぞ。
また、もしもNFTについて不安があるのなら、NFTコミュニティに入ることもオススメします。
手前味噌ですが、僕が運営しているNFTコミュニティ『THE CITY』は初心者大歓迎のNFTコミュニティになっています。
もしNFTについて少しでも興味があるなら、THE CITYに参加してみてください。みんな温かく歓迎しますよ!
まとめ
最後に本記事をまとめます。
- NFTは、非代替性トークン(代えがきかないデジタルデータ)
- NFTによってデジタルデータを「所有」する感覚が生まれた
- 日本のNFT市場も注目されつつある
ここまでNFTの技術について、NFTの素晴らしさについて、書いてきました。
まずはNFTを買うことから始めませんか?いまNFTを始める人は、確実にイノベーターになります!
200人以上が読んでいる、NFTの始め方の完全版!
う〜〜ん、まだ怪しい気持ちが抜けないな…
その気持ち分かりますよ!僕もそうでしたからね(笑)
怪しいと思っていた僕が、NFTを始めてみた結果という記事も書きました!
何かわからないことがあれば、いつでも僕のTwitterにDMしてくださいね!