「ブログの収益化は難しい」と聞くと始めるべきか不安になりますよね。
たしかにブログの収益化は簡単ではありません。
しかしそれでもブログがおすすめされる理由は、ブログにはさまざまな魅力があるからです。
本記事では、
- ブログの収益化が難しい5つの理由
- ブログ運営をする5つのメリット
- 最短でブログの収益化を達成する10のコツ
を紹介します。
副業でブログ運営を2年以上行い、未経験でWeb編集者になった経験をもとに解説するので、ぜひ参考にしてください。
【結論】ブログを始めても3割は収益化できない

全国アフィリエイトマーケティング協会のデータによると、2022年は約3割の人がブログの収益化ができていません。

また「ブログの収入はない」の約6割はブログ歴が1年未満となっているため、ブログはすぐに稼げるビジネスではないことがわかります。
ブログは副業として推奨されることが多いですが、誰でも簡単に稼げるわけではないことは理解しておきましょう。
ブログの収益化が難しい5つの理由
ブログの収益化が簡単ではなく、特に初心者が苦戦する理由は5つあります。
- 検索上位を取るのが難しいから
- SEOで評価されるまで時間がかかるから
- スキルが必要だから
- Googleアドセンスをメインにしているから
- 動画が人気だから
順番に解説します。
1. 検索上位を取るのが難しいから
ブログで収益化するためには、Googleの検索上位を取り、アクセス数を増やす必要があります。
しかし近年は個人ブログだけではなく、自社メディアを運営している企業を増えており、検索上位を取る難易度が上がっている状況です。
個人ブログよりも企業メディアが有利な理由は、
- 予算を使って良質な記事を量産できるから
- 企業の情報のほうが信頼されやすいから
- スキルやノウハウを持っているから
など、さまざまです。

特に収益化しやすいジャンルや検索数が多いジャンルは競争率が激しいため、個人ブログでは太刀打ちできない状況が続いています。
個人ブログで収益化を目指す場合は、企業が狙わないジャンルやキーワード選定が必要となりますが、初心者ブロガーはコツを掴むのに時間がかかるため収益化に苦戦をします。
2. SEOで評価されるまで時間がかかるから
そもそも検索上位を取るためには、適切なSEO対策を行い、サイトが評価される必要があります。

サイトの評価には通常4ヶ月〜1年かかることは、Google公式でもアナウンスされています。
よって企業サイトの有無に関わらず、ブログを開設した直後からSEO流入を期待するのは難しいです。
どれだけベテランのブロガーでも、サイトが適切に評価されてアクセス数が増えるまでには半年かかります。
初期からバズって収益を上げる可能性があるSNSと違って、じわじわとアクセス数が増える点は「ブログの収益化が難しい」と言われる理由です。
3. スキルが必要だから
継続が重要なブログですが、がむしゃらにやれば結果が出るわけでもありません。
ブログで結果を出すためには、
- ライティングスキル
- SEOを中心としたWebマーケティングスキル
- Webサイト制作スキル
- デザインスキル
- 論理的思考力
などが必要です。
これらのスキルを身につけるためには、基礎勉強と日々試行錯誤してブログ運営をする必要があります。
「どうやったら読まれるか」「どうやったら検索上位になるか」を考えながら記事を作ることで、スキルは磨かれていきます。
しかし大半はスキルを身につける前に挫折してしまい、収益化を達成できません。
4. Googleアドセンスをメインにしているから
ブログを収益化させる主な方法は、以下2つです。
- Googleアドセンス(クリック型報酬)
- アフィリエイト(成果型報酬)
このときGoogleアドセンスをメインにしてしまうと、ブログの収益化の難易度が上がります。

Googleアドセンスはクリック型報酬と呼ばれています。
ブログにGoogle広告を載せて、ユーザーがクリックするごとに報酬が発生する仕組みです。
GoogleアドセンスはブログのPV数に比例して収益化が上がる点が魅力ですが、単価が低いデメリットがあります。
Googleアドセンスのクリック単価は平均20~30円とされています。
またページを訪れたユーザー全員がクリックするわけではないため、PV換算すると1PV0.2円〜0.3円が相場となります。
よってGoogleアドセンスを収益のメインとした場合、PV数が少ないブログ初心者は収益化が難しいです。
ブログの収益化はGoogleアドセンスではなく、アフィリエイトをメインにしたほうが効率が良いです。

アフィリエイトとは成果型報酬と呼ばれており、ブログで紹介した商品やサービスをユーザーが購入するたびに収益が発生する仕組みです。
Googleアドセンスと違い、アフィリエイトは単価が高い案件が多くなっています。
月100万円以上を稼ぐブロガーは、1件1,000円〜10,000円のアフィリエイトを活用して、収益性を上げています。
5. 動画が人気だから
動画のほうが相性が良いジャンルを、ブログで収益化させようとしている人も多いです。
たとえば自分の日常や趣味をそのまま発信するジャンルは、テキストだけのブログよりも、顔や音声が入る動画のほうが相性が良いでしょう。
「〇〇を食べてみた」や「部屋紹介」などのコンテンツはYouTubeやTikTokなどで目にすることが多いはずです。

YouTubeやTikTokなどの動画コンテンツ需要は右肩上がりとなっている今、日常や趣味を発信するブログは需要が低いため、収益化のハードルは高くなります。
ブログの収益化を目指すときは、テキストの相性が良い商品比較系やノウハウ系のコンテンツで勝負する必要があります。
ブログの収益化が難しくても運営するメリット5つ
ブログの収益化は簡単ではありません。
しかし、「ブログをやっていて良かった」「ブログはおすすめ」という意見も数多くあります。
YouTubeやプログラミング、せどりなどの副業がある一方で、ブログがおすすめされる理由は以下5つのメリットがあるからです。
- 半不労所得になる
- リスクが低い
- 就職や転職に有利になる
- ほかの副業につながる
- 時間や場所に縛られない
順番に解説します。
1. 半不労所得になる
ブログはサイトが評価されて検索上位を取るまでが大変ですが、一度軌道に乗ると半不労所得を実現できます。

上記データを見ると、ブログ運営者の2人に1人が1日1時間以下の作業時間となっています。
ブログで半不労所得を実現できる理由は、一度評価された記事は検索上位を維持しやすいからです。
そのためアクセス数も安定しやすく、結果的に収益の安定性にもつながります。
自分が寝ている間や働いている間も収益源となってくれる点は、ブログの最大の魅力とも言えるでしょう。
一方で副業で人気のSNSはタイムラインが秒単位で更新されてしまうため、日々更新を続けないと収益化が難しい傾向にあります。
2. リスクが低い
ブログは初期費用が安いため、自分に合わなかった場合のリスクも低いです。
ブログに必要なのはPCとネット環境のみで、PCは普段利用しているもので問題ないケースが多いです。
さらにサービスについても、『note』や『はてなブログ』で始めれば無料、ブログの収益化で推奨されている『WordPress』で始める場合も初期費用は最低15,000円ほどになっています。
月1,250円程度なので、ランチ1回我慢すればブログ運営はできてしまいます。
そのほかの人気副業の場合、
- プログラミング:習得するために数十万円のスクールに通う必要あり
- せどり:調達費や場所代が必要なケースあり
と費用がかさむため、自分にあわなかったときのリスクが高いです。
初期費用が安く、挑戦するハードルが低いのは、ブログの魅力でしょう。
ちなみにWordPressブログで始めたときの初期費用を回収し、実質無料で運営する方法もあります。
詳しくは下記記事で解説しているので、あわせてご覧ください。
3. 就職や転職に有利になる
ブログで身についたWebマーケティングスキルやライティングスキル、SNSスキルは、需要の高いスキルです。
昨今のビジネスにおいてWebの活用は必須であり、自社メディア運営やSNS運営を活発化させたい企業は増えています。
よってブログ運営を評価してもらい、Webマーケティング会社などに転職できる可能性は高いです。
実際に私はブログ運営を評価してもらい、未経験でWebマーケティング職に転職できました。
マーケティング職の平均年収は511万円であり、一般的な正社員の平均年収403万円よりも100万円以上高いです。(出典:doda)
ブログ運営の収益化が難しくても、今よりも年収も需要も高い職種に転職できる可能性があるのは魅力的でしょう。
4. ほかの副業につながる
ブログ運営が役立つのは、就職や転職だけではありません。
メディアの記事を書くWebライターやSNS運用代行など、人気の副業につながる可能性があります。
WebライターやSNS運用代行の魅力的な点は、確実に報酬を得られる点です。
自分の努力に応じて確実に収入が得られる点は、ブログにはないメリットでしょう。
またブログではウケなかったジャンルをSNSやYouTubeに方向転換すれば、稼げる可能性もあります。
ブログでわかりやすくまとめた情報は横展開しやすいので、少ない労力で別ジャンルに挑戦も可能です。
5. 時間や場所に縛られない
出勤前の30分や子育てのスキマ時間、夜寝る前など、ブログは時間に縛られることなく自分のペースで進めることができます。
PCを開けばすぐに作業に取りかかれるのはブログの魅力です。
たとえばせどりの場合は、商品の集荷や発送など配送会社とやり取りがあるため、完全に自由に働くのは難しいでしょう。
またYouTubeなどの動画撮影が必要な副業は、カメラや三脚などの機材が必要なので、場所が限定的になります。
その点ブログで必要なのはPCだけなので、時間だけではなく、場所にも縛られることがありません。
ブログで収益化をする方法5ステップ
ブログの収益化は難しいですが、やるべきことを間違えなければ収益化は不可能ではありません。

上記データを見ても、約7割は収益化を達成しており、5人に1人は月5万円以上を稼いでいます。
月5万円以上の収益化を目指す場合は、次の5ステップでブログを始めましょう。
- WordPressブログを開設する
- WordPressテーマを決める
- ジャンルを決める
- サイト設計をする
- 記事を書く
順番に解説します。
1. WordPressブログを開設する

『note』や『はてなブログ』のような無料サービスではなく、『WordPress』でブログを立ち上げる理由は、
- 収益化の自由度が高いから
- ブログの凍結リスクがほとんどないから
- サイト設計を自由にできるから
などがあります。
たとえばnoteでブログを始めた場合、アフィリエイトはAmazonリンクのみ認められており、Googleアドセンスやほかのアフィリエイトを活用することは禁止されています。
一方でWordPressブログは、Googleアドセンスやアフィリエイトを自由に選んでマネタイズできます。
自分の発信ジャンルと相性の良いアフィリエイトを活用して収益化しやすいのは、WordPressの魅力です。

また『Yahoo!ブログ』や『LINE BLOG』のように、大手サービスであっても無料ブログは終了するリスクがあります。
無料ブログは大手サービスを使わせてもらう状況であるため、サービスが終了したら一からやり直しです。
一方でWordPressブログは月1,000円程度の費用が発生しますが、凍結になるリスクはほぼゼロです。
自分で作ったブログを資産として守れるのは、WordPressブログのメリットでしょう。

WordPressブログを始める場合は、レンタルサーバーを契約する必要があります。
レンタルサーバーとはインターネット上の土地であり、ブログを始めるためには契約が必須です。

レンタルサーバーは『ConoHa WING』がおすすめです。
ConoHa WINGは、
- 1クリックでWordPressをインストールできる
- 国内最速の表示速度
- 本来有料の独自ドメインが2つまで永久無料
- ヒトデさんやリベ大両学長も愛用している
などさまざまなメリットがあります。

本来有料のドメイン代が永久無料は、かなりありがたいです!
なお、『ConoHa WING』を使用したブログの始め方は下記記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
2. WordPressテーマを決める


WordPressのテーマとは、ブログのSEO最適化や利便性向上で必要なものです。
吹き出し機能やSNSシェア機能など、よくブログで見かける機能のほとんどはテーマに依存しています。
WordPressブログの収益化を考えた場合、テーマの利用は必須です。
WordPressテーマは無料テーマと有料テーマがあります。


無料テーマであれば『Cocoon』がおすすめです。
SEO最適化や装飾機能など、ブログで必要最低限の機能は全て揃っています。


有料テーマであれば『SWELL
SWELLのメリットは、
- 初心者でも簡単におしゃれなサイトにできる
- ブログの装飾機能が豊富
- SEOに最適化されている
- アップデートが多く、便利機能が日々追加されている
- 買い切り型で一度購入すればずっと使える
などがあります。
私も最初は無料の『Cocoon』を使用していましたが、途中で『SWELL
Cocoonは必要最低限の機能が揃っているイメージですが、SWELLは痒いところまで手が届く機能がたくさん揃っているイメージです。
後から変更すると移行作業が大変なので、購入は初期がおすすめです。


3. ジャンルを決める
自分の興味や関心のないジャンルは挫折の原因となります。
- 自分の趣味
- 興味があって勉強したかったもの
- ついつい調べてしまうもの
などから、自分が発信できるジャンルを決めましょう。
自分が得意なことがわからないときは、友人や家族に聞いてみるのもおすすめです。
「節約好きだよね」「iPhoneの使い方に詳しいよ」など、自分が無意識に行なっていることが発信ジャンルとして活かせる可能性があります。
また、アフィリエイトの単価が高いジャンルから選んでしまうのも良いでしょう。
ブログの収益のメインはアフィリエイトであるため、単価の高いアフィリエイトの中から自分でもできそうなジャンルを選ぶのも戦略です。
高単価アフィリエイトジャンルについては、下記記事で詳しく解説しています。1件10,000円以上の案件も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
4. サイト設計をする
サイト設計はブログの戦略になります。
いきなり記事を作るのではなく、
- どういう情報発信をして
- どのように記事同士をつなげて
- どのようにサイトの評価を上げていくか
という点をあらかじめ考えておくと、ブログ運営がスムーズになります。
ブログのサイト設計で重要なのがカテゴリー作りです。


たとえばブログをテーマに執筆をする場合、
- 親カテゴリー:「ブログ」
- 子カテゴリー:「ブログ 始め方」「ブログ 書き方」「ブログ 稼ぎ方」
のようにします。
ブログのカテゴリーは、親カテゴリー>子カテゴリーの階層構造するのが重要です。
階層構造にすることでGoogleがサイトを評価しやすくなり、SEOでも良い影響を与えます。
またあらかじめカテゴリーを設計することで、どんな記事が必要か整理もつきやすくなります。
カテゴリー分けについては下記記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
5. 記事を書く
ブログの記事の質は書けば書くほど上がっていくため、まずは継続を意識しましょう。
なお、記事を書くときは、事前に記事の構成案を用意しておくと、記事執筆を効率化できます。
構成案は記事の設計書であり、「記事は構成案が9割」と言われるほど重要なので、SEO流入を狙う記事は構成案を必ず作りましょう。
構成案の作り方は下記記事で解説しています。無料テンプレート付きなので、ぜひご活用ください。
また実際に記事を書くときは、
- 過剰書きを活用する
- 図や写真を入れる
- 一文を短くする
などのテクニックを活用しましょう。
ブログは記事から離脱されないように、読みやすい文章を書くことが重要視されます。
ブログで読みやすい文章を書くコツは下記記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
さらに、書いた記事はリライトも重要です。
SEOの評価が安定した3ヶ月〜半年後に自分の記事を見直しましょう。
- どうして記事の順位が上がらないのか
- 競合記事と比べて足りない部分はなにか
などを自分なりに考えて改善していくことで、記事の質は何倍も良くなります。
ブログ収益化の10のコツ
ブログの収益化を最短で目指す場合は、以下10個のコツを意識しましょう。
- ユーザーファーストの記事を心がける
- 特化ブログを運営する
- 高単価アフィリエイトを活用する
- YMYLジャンルは避ける
- ロングテールキーワードを狙う
- 集客記事から収益記事へ誘導する
- SNSを活用する
- 解析ツールを活用する
- 他人と比較しない
- 商品の押し売りはしない
順番に解説します。
1. ユーザーファーストの記事を心がける
日記のような記事を書いてしまうことがありますが、芸能人やインフルエンサーでもない限り、日記は読まれません。
記事を書くときは、ユーザーの悩みを解決する「ユーザーファースト」を心がけましょう。


ユーザーファーストがSEOでも重要であることは、Google公式でアナウンスされています。
買って良かったものや自分の悩みが解決した経験は、ユーザー視点を取り入れた記事に変換する必要があります。
【ユーザー視点への変換例】
- 退職代行でスムーズに会社を辞めれた 会社を辞める勇気がない? 退職代行の活用方法を解説
- デスクワークの肩こりが治った PC作業の肩こりがツラい人必見! 肩こりを改善する3つの方法を紹介
ユーザーファーストの記事を作るときは、自分の経験で「誰の」「どんな悩みを解決できるか」という視点が重要です。
また悩みを解決する手段として商品やサービスを紹介すれば購入率を上げることができ、収益化もしやすくなります。
2. 特化ブログを運営する
ブログには「雑記ブログ」と「特化ブログ」の2種類あります。
それぞれの特徴は、以下のとおりです。
- 雑記ブログ:趣味や関心などジャンルを問わず自分の好きなことを書く
- 特化ブログ:特定ジャンルに特化して、満遍なく書く
このとき収益化をしやすいのは、特化ブログです。
特化ブログのほうが収益化しやすい理由は、
- どんなサイトかGoogleが評価しやすくSEOに好影響だから
- 情報が網羅的だと、読者の信頼も得やすいから
- ジャンルに精通することで、記事の質が高まるから
などがあります。
1つのジャンルに絞るのが難しい場合も、ジャンルは最大3つまでがおすすめです。
ジャンルを絞ったほうがブログの指針が定まり、記事を書きやすくなります。
「自分が何に特化できるかわからない……」という場合は、最初は雑記ブログから始めるのも良いでしょう。
記事が増えていくなかで、自分がどんなジャンルなら書けそうか見えてきます。
雑記ブログと特化ブログの違いや、雑記ブログから特化ブログへの移行方法は下記記事で解説しています。あわせてご覧ください。
3. 高単価アフィリエイトを活用する
ブログの収益化はクリック型報酬のGoogleアドセンスよりも、成果型報酬のアフィリエイトのほうが単価が高いのでおすすめです。
そしてアフィリエイトのなかでも、なるべく高単価なアフィリエイトを利用するのがブログの収益化では重要となります。
アフィリエイトは1件100円〜10,000円までさまざまですが、アフィリエイトの単価と難易度は比例しません。
1件1,000円の成約を狙うのも、1件10,000円の成約を狙うのも、同じくらいの努力が必要です。
せっかくなら、効率的に稼げる高単価なアフィリエイトを活用しましょう。
高単価アフィリエイトについては、下記記事で25ジャンル紹介しています。1件10,000円以上の案件も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
4. YMYLジャンルは避ける
YMYLとは「Your Money Your Life」の略で、Googleが特にSEO評価を厳しくしているジャンルです。(出典:品質評価ガイドライン)
端的に言えば、「お金や生活に密着した情報」がYMYLとなります。
GoogleはYMYLのジャンルについて、
- 時事問題
- 法律
- 金融
- ショッピング
- 健康
- 人種
などが該当するとアナウンスしています。
上記のジャンルは誤った情報が伝わった場合、人々に与える影響が大きいため、信憑性のない個人ブログが検索上位を取ることはありません。
たとえば病気などに関する情報は、医師が監修したページが上位に出てくるように設計されています。
専門家でもない限りYMYLジャンルで上位を取ることはできないため、YMYL以外のジャンルでブログ運営するようにしましょう。
自分が取り組んでいるジャンルがYMYLかわからない場合は、一度検索してみて専門性の高いサイトばかりが出てこないか確認するのがおすすめです。
5. ロングテールキーワードを狙う
SEO流入を増やすためには、キーワード対策が重要です。
キーワード対策とは「ブログ おすすめ」のような特定のキーワードに対して、記事を上位表示させることをいいます。
検索数が多いキーワードで上位を取れるほど流入増加が見込めますが、検索数の多いキーワードは競合も強いです。
そこでおすすめなのがロングテールキーワード対策となります。


ロングテールキーワードとは「ブログ おすすめ 初心者」や「ブログ おすすめ 初心者 有料」のような、3語以上のキーワードを指します。
ロングテールキーワードは月間検索数が100~1,000程度と少ない一方で、競合も少なく検索上位を狙いやすくなっています。
サイト評価がないブログ初期は、ミドルキーワードやビックキーワードで検索上位を狙うのが難しいです。
そのためまずはロングテールキーワードで確実にアクセス数を確保することを意識しましょう。
ロングテールキーワードの探し方や対策方法は下記記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
6. 集客記事から収益記事へ誘導する
ブログの記事は、集客記事と収益記事の2つに分けられます。
それぞれの特徴は以下のとおりです。
- 集客記事:ユーザーをSEOで集めるための記事
- 収益記事:ユーザーに商品やサービスを訴求する記事
ブログの収益化を目指すときは、集客記事から収益記事へ誘導するのがおすすめです。
たとえばプログラミングのスクールで収益化をすることが目的の場合、
- 集客記事「大学生の収入を増やす方法は? おすすめの方法を3つ紹介」でSEO集客をする
- 集客記事内でプログラミングを紹介して、収益記事へのリンクを貼る
- 収益記事「おすすめのブログラミングスクール5選」で収益を得る
のような設計ができます。
集客記事をわざわざ用意する理由は、収益記事は企業サイトが強く、個人ブログでは太刀打ちができないからです。
集客記事は直接収益化できないぶん、競合が少ないため、個人ブログでも上位を狙うことができます。
7. SNSを活用する
SNSの活用がおすすめの理由は、SEOに依存しない集客ができるからです。
ブログのメイン流入であるSEOは、
- ブログ初期ではサイトが評価されずSEO流入がほとんどない
- Googleのアップデートにより検索順位が大きく変動するおそれがある
というデメリットがあります。
上記のデメリットを補うためにおすすめなのがSNSです。
ブログと同ジャンルの発信をSNSで行えば、拡散やレコメンドによりアクセス数増加を期待できます。
さらにSNSで発信ジャンルやブログの情報を追えば、トレンドに沿った記事制作やブログの最新情報により改善をいち早く行えるでしょう。
8. 解析ツールを活用する
解析ツールとは、SEO対策を効率化させるツールのことです。
解析ツールは無料、有料どちらもありますが、まずは無料の『Googleアナリティクス4』と『Googleサーチコンソール』を活用しましょう。
それぞれの特徴は以下のとおりです。
【Googleアナリティクス4】


Googleアナリティクス4では、ブログにアクセスしたユーザーがどんな行動を起こしたか分析できます。
具体的にできることは、以下のとおりです。
- 訪問したユーザーの使用端末(PC、スマホ、タブレットなど)
- 月間PV数
- ページの平均滞在率
- ページの流入経路(SNS、SEOなど)
- ページの遷移率
Googleアナリティクス4を分析することで、長期間滞在させる魅力的なブログ作りができます。
【Googleサーチコンソール】


Googleサーチコンソールは、SEO流入を増やすための分析ツールです。
Googleサーチコンソールでできることは、以下のとおりです。
- 記事がどんなキーワードで拾われているか確認
- 記事のキーワード検索順位
- 記事のクリック率
- 記事の表示回数
- 被リンク分析
ブログの流入を増やすためには、Googleサーチコンソールの利用も必須となります。
9. 他人と比較しない
SNSの「ブログ1ヶ月で収益化達成」や「ブログ3ヶ月で月収10万円いきました」などの投稿を見て焦らないことも大切です。
最短で結果を求めてしまうあまり、必要のないツールや高額な情報商材を買ってしまうおそれがあります。
ブログで結果を出すために必要なのは継続力と忍耐力であり、必要な情報は無料で揃うため、追加で何か買う必要はありません。
ブログで結果が出るまでには通常1年以上かかります。私も1年目は収益0円で、2年目で収益6桁を達成できました。
最短で結果を出している人の多くはSNS流入によるもので持続性はないため、必要以上に焦らなくて大丈夫です。
他人と比較せず、1ヶ月前の自分よりと比べて成長しているかで運営を続けましょう。
10. 商品の押し売りはしない
アフィリエイトの成約にこだわるあまり、関連性の薄い記事で商品を紹介することや、しつこくリンクを載せることは控えましょう。
ユーザーは広告に敏感であり、必要以上の訴求は逆効果となります。
商品やサービスをユーザーが購入するタイミングは、「自分の悩みが解決できる」と感じたときだけです。
アフィリエイトリンクを掲載するときは、自然な流れになっているか、押し売りではないかを確認したうえで載せるようにしましょう。
ブログの収益化は難しいがおすすめ!
ブログの収益化は簡単ではありません。
しかしブログで収益化は、
- 半不労所得になる
- リスクが低い
- 就職や転職に有利になる
- ほかの副業につながる
- 時間や場所に縛られない
など、さまざまなメリットがあります。
初期費用15,000円ほどで月100万円以上稼げる可能性もあるため、まずは挑戦してみることをおすすめします。


なお、ブログを始めたい場合はレンタルサーバー『ConoHa WING』がおすすめです。
ConoHa WINGは、
- 国内最速の表示速度
- サーバー安定性が抜群
- 初期費用が無料
- ドメイン代が2つまで永久無料
- ヒトデさんや両学長もおすすめしている
などのさまざまなメリットがあります。
ConoHa WINGを使用したブログの始め方は、下記記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。


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