- NFTマーケットプレイスXinobi(シノビ)について詳しく知りたい
- OpenSeaがあるのに、Xinobiが注目される理由がわからない
Xinobi(シノビ)とは、国内NFTマーケットプレイスのことです。
現在開発中で、今後Xinobiを中心にNFTが売買されるのではないかと注目されています。
そこで本記事では、「Xinobiがどういうものか知りたい方」に向けて、下記のことを解説します。
- NFTマーケットプレイスXinobi(シノビ)とは
- Xinobiの特徴3つ
- Xinobiの始め方
なお、本記事ではNFTコミュニティ「THE CITY」を運営、自身でNFTセミナー等も開催するコヤ(@koyablogs)が執筆・編集しています。
NFTマーケットプレイス Xinobi(シノビ)とは?
名前 | Xinobi(シノビ) |
リリース日 | 2022年末〜2023年前半 |
プロジェクト代表 | road氏 |
特徴 | CNPを中心にNFT売買が可能 |
Xinobiとは、国内発のNFTマーケットプレイスです。OpenSeaと同じようにXinobiを利用して、NFTの売買が可能になります。
ただし売買できるNFTは、NFTコレクション「CNP」が中心となっており、CNPと関係性の深いNFTコレクションについては利用可能であると示唆されています。
Xinobiは現在開発中であり、開発の中心にいるのはCNP代表のroad氏です。
Xinobiのリリース日は現在未定です。
リリース後の国内NFTの販売は、OpenSeaではなく、Xinobiが利用される可能性が高いとされています。
OpenSeaからXinobi(シノビ)に移動する理由2つ
現在、NFT売買のほとんどはOpenSeaを利用しています。なぜそのままOpenSeaを利用しないのか、理由はロイヤリティと販売手数料にあります。
1. ロイヤリティ
ロイヤリティとは、NFTの売買が発生したときにその一部がクリエイターに還元される仕組みのことです。今までOpenSeaではNFTを発行する際に、ロイヤリティを最大10%まで設定できました。
ロイヤリティのシステムにより、二次流通以降もクリエイターの収益化が可能となっていましたが、OpenSeaではロイヤリティをゼロにする可能性が出てきました。
クリエイターにとってロイヤリティは貴重な収益源です。OpenSeaの方針が今後どうなるか不明ですが、いつ変更しても対応できるように、ロイヤリティが担保されているXinobiへの移動が必要となりました。
2. 販売手数料
販売手数料とは、NFTの売買が発生したときに、マーケットプレイスの利用手数料として支払う必要があるものです。
OpenSeaの場合は、販売手数料が2.5%に設定されています。
この販売手数料が2.5%あることも、NFTクリエイターの収入源を奪ってしまう要因となっています。
Xinobiはこの販売手数料よりも低いマージンに設定予定のため、NFTクリエイターの多くはOpenSeaからXinobiへの移動を希望しています。
Xinobi(シノビ)の特徴3つ
Xinobiの特徴は全部で3つあります。
- ロイヤリティ制度
- 販売手数料が安い
- アフィリエイト機能の実装
- CNPを中心にNFTを販売できる
順番に解説します。
1. ロイヤリティ制度
Xinobiではロイヤリティ制度が継続となるため、引き続きクリエイターに収益が還元されるシステムとなっています。
つまり初期販売で安く販売をしても、そのあと人気が上昇して高値で売買されれば、その一部が制作したクリエイターの収益となります。
CNPをはじめとしたジェネラティブNFTでは、初期販売価格を格安にして、二次流通以降のロイヤリティで収益源を確保する流れがあります。
そのため今後リリース予定のジェネラティブNFTについて、初期販売価格を安く設計している場合は、Xinobiの利用が良いでしょう。
2. 販売手数料が安い
OpenSeaの販売手数料2.5%よりも、Xinobiの販売手数料は低くなる可能性が高いです。
OpenSeaの販売手数料が高い点については、イケハヤ氏がVoicyでも言及していました。
Xinobiの販売手数料はそれよりも低く設定したいと明言していたので、おそらくXinobiの販売手数料は低くなるでしょう。
販売手数料が低くなることで、取引所の取り分が減るため、これまでよりNFTの価格が安く設計されるケースも考えられます。
3. アフィリエイト機能の実装
Xinobiは、ブログなどで紹介した人に向けて、アフィリエイト機能を実装する予定です。
アフィリエイトとは成果報酬型の広告で、紹介者経由で利用があった場合のみ報酬がもらえるシステムです。
これまでNFTマーケットプレイスにアフィリエイト機能が実装されているケースは、ほとんどありませんでした。
Xinobiにアフィリエイト機能が実装された場合、多くの方が紹介するようになり、Xinobiの利用の火付けとなることが予想されます。
4. CNPを中心にNFTを販売できる
Xinobiは全てのNFTの販売に対応したNFTマーケットプレイスではありません。
CNPを中心に、CNPと関係性の深いNFTや申請が通ったNFTが利用可能となる可能性が高いです。
CNPとは関係のないNFTでXinobiを利用したい場合は、今のうちからコレクションの知名度を上げる、CryptoNinjaでも活動をするなど、自分自身を知ってもらう行動をしたほうが良いかもしれません。
Xinobi(シノビ)の始め方
Xinobiはまだリリースされていないため、内容が発表され次第更新します。
NFTを保管するためのMetaMaskの開設は必要になる可能性が高いため、今のうちにMetaMaskの開設は完了させましょう。
開設は完全無料でできます。
Xinobi(シノビ)の最新情報を確認するためには?
まだ公開されていない情報も多いXinobiですが、今後最新情報を手に入れるためには下記Twitterをフォローしておきましょう。
- road氏(@road_ninjart)
- イケハヤ氏(@IHayato)
- CNP公式(@cnp_ninjadao)
特にroad氏はCNP代表で、Xinobi開発の中心人物のため、いち早く最新情報が発表される可能性が高いです。
まとめ
本記事では、NFTマーケットプレイスXinobiについて解説しました。最後に本記事の内容をまとめます。
- ロイヤリティ制度
- 販売手数料が安い
- アフィリエイト機能の実装
- CNPを中心にNFTを販売できる
Xinobiは、OpenSeaよりもクリエイターにとって優しい設計となっています。
今後の日本NFT市場を大きくするきっかけにもなるかもしれないため、要注目です。