- 「NFTは意味ない」と聞いて、始めようか悩んでいる…
- NFTの意味について詳しく知りたい!
NFTを買ってみたいと思っても、「NFTは意味ない」「やめとけ」という意見を見かけると心配になりますよね。
実際にNFTを知っていても、買うのをためらってしまう人はたくさんいます。
しかし実際にNFTを始めた人に聞いてみると、NFTに価値を感じている人は大勢いるのも事実です。
そこで本記事では、NFTのことがまだよくわからずに買おうか迷っているという方に向けて、実際に買ってわかったNFTが持つ意味や価値について解説します。
最後まで読むことで、NFTが持つ意味や価値が理解できます。
なお、本記事では1,000人以上が参加するコミュニティ「THE CITY」を運営、50個以上のNFTを保有するコヤ(@koyablogs)が編集しています。
そもそもNFTとは?
NFTとは、Non Fungible Tokenの略で、日本語では「非代替性トークン」と表現されます。
よりかんたんに表現すると、「替えがきかないデジタルデータ」です。
今までのネット上の画像や動画などのデータは、誰が所有者かわからず、資産価値がほぼありませんでした。
しかしブロックチェーンの技術により誕生したNFTは、たとえネット上の画像であっても、誰が所有者か誰でもわかり、本物のアートと変わらない資産価値が生まれたのです。
これを踏まえて、かんたんにNFTの特徴をまとめると下記のとおりです。
- 仮想通貨、ブロックチェーンの技術により誕生した技術
- デジタルデータの所有者が誰かわかる
- 数千万〜数億円で取引されるNFTもある
より詳しくNFTについて知りたい方は、下記記事へどうぞ。
NFTに意味がないと言われる3つの理由
そもそも「NFTに意味がない」となぜ言われているのでしょうか。
理由は3つあります。
- ただの画像と言われるから
- 価値が暴落するNFTもあるから
- 詐欺や怪しいものが多いから
順番に解説します。
1. ただの画像と言われるから
NFTは一見すると、今までのネット上の画像と違いがわかりません。
同じようにコピーもできてしまいますし、同じように保存もできてしまいます。
このように今までの画像と区別が難しいことは、NFTが「ただの画像」「意味がない」と言われる原因となっています。
しかし実際は、NFTとこれまでの画像は明確に違います。
NFTはブロックチェーンの技術により、誰が所有している画像なのか、どれが本物でどれが偽物か判別ができます。
NFTの画像自体はコピーや保存ができてしまうため違いが分かりづらいですが、所有者情報や本物がどれかわかる点で、これまでの画像とは異なります。
そのため「NFTがただの画像だから意味がない」という意見は誤った情報と言えます。
2. 価値が暴落するNFTがあるから
NFTのなかには、販売価格から何十倍と高騰するものが見受けられるため、投資・投機的にNFTに参入する人も多いです。
しかし、すべてのNFTが大きな値上がりをするわけではありません。
むしろ値上がりすると思って買ったNFTが、購入価格を大きく下回り無価値同然になってしまうケースもあります。
結果、「NFTの価値がゼロになった=NFTに意味がない」と解釈されてしまうことが、NFTに意味がないと言われる理由の2つめです。
しかし、価値を大きく上げているNFTも数多く存在します。
「価値のないNFTが存在する=NFT自体に意味がない」という考えは、かなり極端と言えるでしょう。
3. 詐欺や怪しいものがあるから
NFTの世界には多くの詐欺師が存在します。
仮に自分が詐欺にあったとしても、NFTの基盤となっているブロックチェーンの特性上、取り返すことは困難です。
また、あからさまな詐欺ではなくても、販売前に打ち出した開発案を実行せずに、運営者がNFTを売り上げた資金を持ち逃げするケースもあります。
このように、NFTは詐欺やお金儲けの道具として利用されてしまうので、否定的な意見を生んでいます。
しかし詐欺が多いことが、「NFTに意味がない」という理由にはなりません。
詐欺が多いことと、NFTの価値については、分けて考えるべきです。
買ってわかった!NFTには価値/意味がある5つの理由
「NFTに意味がない」と言われる理由については、どれも「意味がない」と決めつけるには疑問が残るものばかりです。
しかし一方で、「NFTの意味/価値」についても、理解しづらいかと思います。
ここからは、実際に私がNFTを買ってわかったNFTに意味がある理由を5つ紹介します。
- 自分が所有していると証明できる
- 価値が上がるNFTも多く存在する
- NFTを持つことで特典がある
- 同じNFTを持つことで仲良くなれる
- クリエイターと距離感が近くなる
順番に解説します。
1. 自分が所有していると証明できる
先述のとおり、NFTはブロックチェーンの技術によって、自分が持っているNFTが本物であると証明することができます。
ブロックチェーンに刻まれた情報は世界中のコンピューターが監視しているので、誰にも不正や改ざんができません。
そのような特性を持つブロックチェーンに、生成したNFTの情報を刻むことで、自分が所有していることを示せます。
このように証明できる技術は、アート性を高めることができます。
たくさんのコピーがあるなかで、本物のモナリザに一番価値があるように、NFTも自分の持っているものが本物で、価値があることを示すことができます。
また所有者を判別できることで、特定のNFTの所有者に特典を渡すことも可能です。
このように「自分が所有者であることがわかる点」は、NFTの価値/意味になっています。
2. 価値が上がるNFTも多く存在する
NFTのなかには、販売時の価格から数十倍、数百倍と価値を上げるものも多く存在します。
そもそも、多くの人がNFTに価値を感じなければ、NFTの価格は上昇しません。
多くの人がNFTに価値を感じる理由は、NFTのアート性が高かったり、NFTを持っていることで特典がもらえたりするからです。
価値を感じる理由は人それぞれです。しかし、価格の上昇するNFTが実際に存在することは、NFTに意味/価値がある理由になるでしょう。
3. NFTを持つことで特典がある
NFTを持つことで特典があることは、NFTの意味/価値と言えます。
NFTの保有者特典として多いものが、下記2点です。
- 限定コミュニティへの参加権
- ホワイトリストの獲得権
限定コミュニティとは、ある特定のNFTを保有していないと入れないコミュニティのことです。
多くのNFTプロジェクトには、コミュニティが存在します。
コミュニティは基本的に誰でも無料で参加可能です。参加することで、NFTについて雑談ができたり、質問ができたりします。
一方限定コミュニティは、NFTの購入者しか参加できないようにすることで、よりNFTに対する深い情報交換ができる場になっています。
先行情報なども手に入れられるため、限定コミュニティへの参加権に価値を感じてNFTを購入する人も多いです。
もう1つの保有者特典が、ホワイトリスト(優先購入権)の獲得権です。
ホワイトリストは、これから販売されるNFTを優先的に格安で買える権利のことをいいます。
格安で購入したNFTが大きく値上がりするケースも多いため、多くの人がホワイトリストを獲得したいと考えています。
そして最近では、特定のNFTを持っている人に対してホワイトリストを配布することが多いです。
たとえば国内で人気のNFT「CNP」は、CNPを持っておくことで、人気NFTのホワイトリストが配布されました。
このように、NFTの保有者特典があることは、NFTに意味/価値がある理由となります。
4. 同じNFTを持つことで仲良くなれる
NFTはコミュニケーションのきっかけにもなります。
NFTを購入したあと、多くの人はそれをTwitterやDiscordコミュニティのアイコンにして活動をします。
結果、同じNFTを持っている人同士で会話が生まれたり、実際に会ったりするほど親密な関係になることもあります。
このようにアイコンを通じて仲良くなれることも、NFTだからこそです。
今までのアイコンは自身の写真や趣味の写真などが多く、会話を生むきっかけにはなりませんでした。
しかしNFTであれば、「同じNFTを持っている」という仲間意識や親近感が生まれやすいです。
NFTを通じてネット上の人とも仲良くなれることは、NFTの意味につながるでしょう。
5. クリエイターと距離感が近くなる
NFTを購入すると、所有者同士で仲良くなれるだけではなく、NFT製作者のクリエイターとも頻繁に会話ができるようになります。
この距離感の近さは、NFTならではです。
今までは、ある特定のマンガやアニメ作品のファンであっても、そのクリエイターとコミュニケーションをとることは難しかったです。
こちらの意見を聞いてもらったり、一緒に何かを作るようなことは基本的にはできません。
しかしNFTの場合は、クリエイターがNFTの次回作の案を募集したり、一緒に新しいプロジェクトを運営したりすることも珍しくありません。
このように、クリエイターと仲良くなり、頻繁にコミュニケーションが取れるのは、NFTを買う意味になります。
価値/意味があるNFT3選
具体的にどのようなNFTに価値や意味があるのでしょうか。
ここからは、多くの人たちから価値/意味があるものとして認められているNFTプロジェクトを3つ紹介します。
- BAYC
- CNP
- APP
それぞれに共通するのは、初期販売価格よりも大きく値上がりしており、今現在も開発が続いていることです。
NFTのプロジェクトは完売したら終わりではなく、そこからいかに開発を続けているかが、NFTプロジェクトの良し悪しを判断する一つです。
どれも今後が楽しみなプロジェクトですので、ぜひチェックしてみてください。
1. BAYC(Bored Ape Yacht Club)
BAYCとは、Bored Ape Yacht Clubの略で、猿人をモチーフにしたNFTコレクションです。
運営しているのは、Yuga Labsというアメリカの企業です。
BAYCの特徴はなんといっても、世界で最も価値のあるNFTの一つであることでしょう。
BAYCが登場したのは2021年4月です。全部で10,000個が販売され、この時の販売価格は0.08ETH(約15,000円)でした。
現在は最低価格61.9ETH(約1,000万円)となっているため、価値が大きく上昇中。人気のデザインや希少性の高いものだとさらに価格は上がります。
BAYCがここまで成長したのは、NBAの選手や歌手のマンドナなど、アメリカの著名人がSNSのPFP(プロフィール画像)に使ったことがきっかけだと言われています。
日本では関口メンディーーさんが所有していることも話題となりました。
現在開発元のYuga Labsは独自のメタバースの制作に向けて開発を進めており、今後の展開も注目されています。
2. CNP(CryptoNinja Partners)
CNPとは、CryptoNinja Partnersの略で、人気NFT「CryptoNinja」のジェネラティブコレクション(※)です。
※ジェネラティブコレクションは、ベースとなるキャラクターに、頭や顔、背景や小道具などのパーツをコンピューターを使ってランダムに組み合わせることで大量に制作する手法です。
関連記事:【NFT】CryptoNinjaとは? なぜ注目されるのか4つの理由を解説!
海外品で最も有名なNFTがBAYCであるなら、国内品で最も有名なNFTはCNPです。
制作された総数は22,222個で、初期販売価格は0.001ETH(約200円)と格安販売されました。
格安で販売されたCNPですが、国内マーケットに対する地道なマーケティングにより着実に人気を集めて、現在の最低価格は3.3ETH(約60万円)ほどになっています(執筆時点)。
CNPがここまで価格を上げた要因として、NFTを利用した斬新な取り組みがあります。
- CNP保有者に別NFTのホワイトリスト(優先購入権)をプレゼント
- CNP保有者が実際のお店や施設で割引サービスが受けれる「CNP Owners」の展開
- 歩数カウントやコミュニケーション機能が実装されたスマホアプリ「CNP Friends」のリリース
- 持っているNFTのキャラクターが変化するイベント「バー忍」の実装
- ふるさと納税の返礼品としてCNPを用意
上記のCNPを使った新しい取り組みは、多くの人の注目を集め、CNPの価値を上げる要因となりました。
3. APP(Aopanda Party)
APPは、Aopanda Partyの略で、TikTokで大人気の「あおぱんだ」をNFT化したジェネラティブコレクションです。
発売されたのは2022年10月で、コレクション数は10,000個、初期価格は0.001ETH(約200円)と格安でした。
しかし発売直後から価格が大幅に上昇。一時的にはNFT販売所のOpenSeaで世界ランキング1位となりました。
そして現在、執筆時点の最低価格は1.4ETH(約23万円)となっています。
APPがここまで価格を上げた要因は、アニメ制作に関して注目されているからです。
APPのクリエイターであるAoさんは、もともと人気アニメの制作経験もあり、アニメ制作のプロです。
そのためAPPリリース後は、「あおぱんだ」のアニメ化に向けて動き出しています。
すでに実績のあるクリエイターがNFTを通じて、どのようなアニメを制作するかが注目の理由となり、多くの人がAPPに価値を感じています。
NFTを買うには? 5ステップで解説
ここまで読んで、NFTにはたしかに価値/意味があることが理解できたと思います。
ここからは具体的にNFTを買う方法を5ステップで解説します。
どの工程も難しくなく、早ければ30分程度で完了します。
- コインチェックを開設する
- MetaMaskに登録をする
- コインチェックからMetaMaskへETHを送金する
- OpenSeaに登録する
- 好きなNFTを購入する
1. コインチェックでETHを買う
NFTを買うためには、仮想通貨ETHを仮想通貨取引所で買う必要があります。
仮想通貨取引所でオススメなのが、コインチェックです。初心者にも使いやすく、直感的な操作ですぐにETHを買うことができます。
\たった5分/
コインチェックで口座開設までの時間はわずか5分。3ステップで完了します。
メールが届いたら、「各種重要事項を確認する」をクリックします。
すべてにチェックを入れたうえで、「本人確認書類を提出する」をクリックしましょう。
最後に電話番号を入力し、「SMSを送信する」をクリックします。
2. MetaMaskに登録をする
MetaMaskは、インターネット上の「ETHとNFTのお財布」になります。そのためNFTを買うためにも、NFTを保管するためにもMetaMaskのインストールは必須です。
MetaMaskのインストールは、5分あれば完了します。ただしインストール際に表示されるパスワードなどの管理方法は、注意が必要です。
MetaMaskのインストール方法や注意点は、下記記事で詳しく解説しています。
3. コインチェックからMetaMaskにETHを送る
続いてETHをMetaMaskへ送金します。仮想通貨取引所にETHがある状態ではNFTは買えないため、こちらの作業も必須です。
MetaMaskに表示されるウォレットアドレスをコピーして、仮想通貨取引所から送金しましょう。
なおコインチェックを使ったETHの買い方、および送金方法は下記記事で詳しく解説しています。
4. OpenSeaに登録する
OpenSeaは世界最大級のNFTマーケットプレイスです。例えるならAmazonのNFT版です。NFTを買うときは、このOpenSeaから購入することが主流となります。
LLAC以外のNFTコレクションについても、必ずOpenSeaを利用することになるため、この機会に登録をしておきましょう。
登録と言っても、やることは難しくありません。ウォレットであるMetaMaskをOpenseaに連携するだけで、登録は完了します。
OpenSeaの連携方法を写真付きで知りたい方、またプロフィールの設定方法について知りたい方は、下記記事を参考にしてください。
5. 好きなNFTを購入する
あとはOpenSeaで好きなNFTを購入するだけです。気になるコレクションのページへいきましょう。
ここでは例としてAopnada Partyの購入サイトで、NFTの購入方法を解説します。ほかのNFTの場合でも買い方は変わりません。
「Add to cart」と表示されるものが、今すぐ購入できるNFTです。
詳細ページに飛んだら、もう一度「Add to cart」をクリックします。
「Complete purchase」をクリックして、購入完了です。
OpenSeaのマイページで、購入したNFTが反映されているか確認しましょう。
【注意】価値/意味がないNFTになる可能性が高いもの3選
残念ながら、BAYCやCNP、APPのように価値/意味があるNFTばかりではありません。
なかには、単なるお金儲けとしてリリースされ、そのまま価値がゼロになってしまうNFTも存在します。
NFTを購入する前に、そのプロジェクトの価値が上がることを確信するのは難しいです。価値が必ず上がるという条件はありません。
しかし、価値が下がり意味がなくなる可能性が高いNFTプロジェクトは事前に察知できる場合があります。
これからNFTを買う際には、以下の3点に注意してみてください。
- 代表者が誰かわからないNFT
- 海外のNFT
- 認知度が低いNFT
順番に解説します。
1. 代表者が誰かわからないNFT
代表者のことをファウンダーといいますが、気になるNFTプロジェクトを見つけたら、まず誰がファウンダーなのか、他にどんな人が共同で運営しているかなどを確認しましょう。
今はNFTプロジェクトが乱立しているため成功することは簡単ではありません。
そのような状況で重要になるのは、「誰がやっているか」です。
身元が特定できない人がやっているプロジェクトのNFTを買うことはリスクがあり、NFTを使った今後の展開も読みにくいからです。
ファウンダーの確認方法としておすすめなのが、Twitterです。
NFTは現状、Twitterとの親和性が高いので、ほとんどのNFTのユーザーやプロジェクトはTwitter上で発信や情報収集をしています。
気になるNFTプロジェクトを見つけたら、誰がファウンダーなのか確認してそのTwitterを確認してみましょう。
ファウンダー自身の発信が少なかったり、発言内容に信用が持てなかったりする場合は、購入を控えましょう。
2. 海外のNFT
海外では、日本とは比べものにならない数のプロジェクトが立ち上がっています。
そのなかには販売後に価値が高まるものもありますが、大半は価値が下がるか、最悪の場合詐欺である可能性もあります。
海外のNFTを買う場合は、日本のNFT以上に注意が必要です。
海外のNFTについて買うべきか判断する方法は、「自分がプロジェクト内容や発信内容を理解できるか」です。
自分が理解できず、周りが買っているから買うのはリスクが高いです。
内容について理解できない海外NFTは買わないようにしましょう。
3. 認知度が低いNFT
NFTプロジェクトの認知度も、NFT購入の判断軸になります。
リリース前の状態から認知度や期待値が高いNFTは、リリース後に価値を大きく上昇させることが多いです。
反対に認知度が低いNFTについては、初期で完売させることも難しく、価値が下がる傾向にあります。
そのため、自分が気になっているNFTについて、どれくらい認知度が高くて、話題として上がっているかを確認してみましょう。
認知度や期待値の確認は、Twitterが有効です。
自分が気になるNFTについて検索をしてみて、インフルエンサーを含めた多くの人が注目しているようであれば、認知度が高い状態です。
反対にツイートも少なく、知っている人が少ない状態のNFTの場合は、購入を控えるのが良いでしょう。
NFTに関するよくある質問3選
最後にNFTの購入を迷っている方、購入後にどうすれば良いか悩んでいる方に向けて、よくある質問を3つ回答します。
- NFTを買ったあとはどうすれば良い?
- NFTの人気ってずっと続くの?
- NFTの詐欺って防げるの?
ぜひ参考にしてください。
1. NFTを買ったあとはどうすれば良い?
NFTを買ったあとの行動は、「保有」と「転売」に大別できます。
保有は、長期的な価値上昇を信じたり、クリエイター応援やコミュニティに参加したりする目的で、NFTを持ち続けることを言います。
NFTはコレクション自体の価値変動、ETH自体の価格変動があり、短期的に見ると大きな値下がりをすることも珍しくありません。
保有しているNFTに関しては、長期的な視点や応援や体験に価値を見出すものなので、短期的な変化は気にせずに持ち続ければ良いでしょう。
もう一方の選択肢が、転売です。
OpenSeaなどのマーケットプレイスを使って、自分が持っているNFTに価格をつけて出品できます。
買ったときに価格よりも高い値段で売ることができれば、その差額で利益を取れます。
価値が上がりそうか判断をしてNFTを購入し、売却によって大きな利益を出すこともNFTの醍醐味です。
2. NFTの人気ってずっと続くの?
NFTを買うか迷っている人の疑問の多くは、「今はNFTの人気があるけど、それってずっと続くの?」ではないでしょうか。
たしかに、安くない金額を支払ってもすぐに価値が下がり、損したくないという気持ちはよくわかります。
結論、現在NFTを触っている人の多くは、これからもっと市場が拡大すると考えています。
事実、お笑い芸人であり絵本作家でもあるキングコングの西野さんやインフルエンサーであるイケハヤさんは、NFTにかなりコミットしています。
先見の明があるような人たちが業界に入ってきているのは確かです。
また、海外の例をあげると、スターバックスもNFTを使った取り組みを始めることを発表しており、この流れは進むという見方が一般的です。
今はNFTをアイコンにする用途が主流ですが、より技術的に進歩して世間に広まれば、生活の中にNFTが浸透する可能性も高いと考えられています。
このような理由から、NFTはこれからも注目され続ける可能性が高いです。
3. NFTの詐欺って防げるの?
残念なことですが、NFTの世界には詐欺が多いです。
しかし詐欺手法自体はシンプルであるため、99%の詐欺は防ぐことが可能です。
NFTの詐欺を防ぐ方法は、次の3つです。
- 公式リンクを利用する
- NFT保管ウォレットを用意する
- MetaMaskのシークレットリカバリーフレーズと秘密鍵を教えない
NFTは、偽購入サイトや詐欺サイトにつながるリンクが多いです。
これらを通じて自身のNFTが盗まれるケースが多いため、怪しいリンクは使わない意識を持ちましょう。
リンクは公式Discordで案内されることが多いです。
また万が一ウォレット情報が盗まれた際も、何も盗めない状態にするために、NFT保管用ウォレットを用意することもオススメです。
こちらはハードウェアウォレットと言って、USBにNFTを保管する方法が主流となっています。
最後にMetaMaskのシークレットリカバリーフレーズや秘密鍵を聞かれても教えない意識も重要です。
これらが流出してしまうと、NFTや資産が全てを盗まれてしまいます。
誰に聞かれてもシークレットリカバリーフレーズと秘密鍵は教えない意識を持ちましょう。
これらの詐欺対策については、詳しく下記記事で紹介しています。詐欺事例を学んだうえで対策をしておけば、必要以上にNFTに対して身構える必要はありません。
「NFTに意味がない」は誤り! 価値のある技術を楽しもう!
NFTには金銭的な価値がついているものがたくさんあります。
そして金銭的な価値のみならず、今後社会的にも大きな価値が生み出されると多くの人が確信しています。
これは、実際にNFTを触っている人しかわからない感覚かもしれません。
事実、批判している人たちはおそらくNFTを買ったことがない人たちです。
反対にNFTを買って楽しんでいる人たちがNFTそのものを批判していることは少ないです。
私が取ったアンケートでは、95.6%の人が「NFTをやって良かった」と回答しています。(参考アンケート)
まだ購入したことがない方は、自分の出費できる金額の範囲で良いので買ってみることをおすすめします。
そうすることで、NFTの意味や価値がわかるはずです。ぜひ、一度NFTを購入してみてください。
NFTの購入には、ETHが必要となるため、仮想通貨取引所の開設を忘れずに行いましょう。
\たった5分/
【注目のNFTコレクションはこちら】